早速ですが、この本、お薦めは第3章で、お子さまをもつお母さんたちには
がっつりと読んでいただきたい、と思いました。
本当に読めないんです、今の子たちって。
(もちろん、これまで通り、きちんと読める子も中にはいますヨ。)
一見、読んでいるようにみえて、中身は全然理解できてなかったりします。
或いは、よくわからない単語や表現をすっとばして自己流に解釈しちゃってたりします。
いやもう、ホントーにびっくりで、「なにか問題でも??
」という顔をする
子たちを目の前にすると言葉を失いますから。
なんでこんなことになってしまったのかと想像するに、
デジタルネイティブと呼ばれるお子さんたちの日常を考えてみれば
まぁ、納得できるかもしれません。
スマートフォンやタブレットのYouTubeとかオンラインゲームとかを
みていただけるとわかりますが、すべて画像or映像メインで
物事を把握することがフツーになってしまっているんです。
テキストなんて飾り程度にしか出現しませんから。
LINEで友達とコミュニケーションする際も、文字数は最低限しか打ちませんし。
(そもそも同類同士でしかやりとりしないので、細かい説明は一切不要なのです。)
さらに、ひと昔前の、「かっわいい〜♪」というのが廃れて、
今は「やば〜い♪」(←いいことにも悪いことにもすべてに使える便利な形容詞?)
或いは、絵文字(最近は顔文字?!)の使用ですべて事足りる時代なんです。
このままいくと本当に、比較的ラクに、適度に稼げるような仕事はすべてAIに
奪われてしまう、と思われます。
そうならないためには何が必要なのか。
読解力なんです!
読めて初めて状況を理解することができ、自分の頭で分析/判断することが
できるわけで、それができなければ、誰かに言われるがままにしか
動けなくなるんです。
で、誰かに言われるがまま動くのは、ロボットでも充分できるわけで。
(ていうか、ロボットであれば、口答えもせず、キレることもせず、暑い寒いの
文句も一切言わず、体調が悪いなどと急に訴えることもなく、淡々と業務を
こなしてくれる、有難〜い存在になると思われます。)
ちなみに、この本ですが、1章、2章はコンピュータの知識がある人にはとても
わかり易く説明されています。
でも、もしかしたらIT素人にはちんぷんかんぷんかもしれません。
なので、ITとは無縁だった業界にいらした場合は1、2章は読み流してしまって
いいと思います。
最後に福井県について!!
就業率の高さも、小中学生の学力もトップクラスであるのも含めてうらやましい限り。
メガネや繊維産業等、相変わらず質の高さをウリにしているし、最近は
テクノロジーも最先端を目指しているそうで、きっとこれからも
このままいけるんだろうなぁ、と感じました。
■日本の就業率は7割以上。最も高いのは何県?
(THE PAGE - 07月30日 08:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=5221940
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