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2018年07月28日17:45

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ウレタンの火災を消すのは水が最適だ

断熱材のウレタンが燃えて大きな火災になった事故があった。
今日のニュースで、初期消火にコップの水をかけようとしたと指弾している。
でも、これは有効な方法だと指摘したい。
ウレタンをスポンジ状に発泡させた断熱材だ。これが燃えだしたときに、いわゆるABC型といわれる粉末消火器で消火しようとしても消えない。理由は粉が表面につくだけで、奥で燃えている日に届かないからだ。芯が燃えている布団にいくら粉をかけても消えないのと同じだ。こんなときは、染み込む水が有効だ。水を使った消化器には強化液型というのがあるので、これが有効だ。密閉された室内(電気室や機械室、屋内駐車場など)なら二酸化炭素を噴射して窒息消化だろう。この場合は人間も窒息してしまうし、建築中の建物で使うわけにいかない。
火災の一番最初は小さな火だ。たばこ一本の火が燃え広がって大火になる。工事現場ではカッターやサンダーの火花が火元になるだろう。小尾時点であれば、コップ一杯の水で消える。個人の家の営繕工事ならペットボトルに水が入っていて、これをかけながら仕事をしたりする。

自分の経験では某ビルで発煙事故があった、吸気ダクトの断熱材のグラスウールにタバコの火がついていた。ガラスウールはガラスだから燃えない、でもそこに積もったほこりが燃えるんだね。ABC型の消化器を数本使ったけど消えない。そこで、横にあったバケツの水を手ですくって掛けたら一発で消えた経験がある。
だから、あながち水をかけることを非難するべきじゃないと思った。
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