暑中見舞いを出さなくなってもう4〜5年。
年賀状も、目上の人と、毎年くださる方以外は
いただいた人のみ、出す。という形をとっていました。
ところがあの病気で、本当に親身になって心配したり、
電話で励ましてくださったり、心のこもったお見舞いを下さったりした方たちが
思ったよりたくさんいてありがたいやら恥ずかしいやら。
その人たちには当然年賀状を出し、暑中見舞いも、
一人ひとり葉書を選んで心を込めて書きました。
そうしたら、すべての人から、これもまた丁寧なお返事が続々と届いたのです。
中にはライブを毎回見に来て下さるのに、
アンケートでしかお名前を存じ上げないかたも何人かいて、
そんな方から「あなたのライブのお知らせを楽しみに待っていますよ」
などと書いてこられると、うるっ・・・・
毎回幕が開くと、一番初めに大向うから
「おかえり!」
と、掛け声をかけて下さるおばあさまもその一人。
劇場の事務管理のお姉さまも、熱心な観客の一人で、
暑中見舞いのお返しに、近況を書いた可愛い絵ハガキが届きました。
幼馴染や先輩たちも含めて、私はいい人たちに縁があるのだなあと、
しみじみ感謝・・・・
スマホ世代には、紙にしみ込んだ温かい血のぬくもりはわからないだろうなあ。
ログインしてコメントを確認・投稿する