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2018年07月21日10:52

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ギャンブル依存症

この話をするためには、まずパチンコをギャンブルと認めるところから始まらないと、話にならない。
やっている人どころか、やらない人達、運営側・製造メーカーを含め、ほぼ全ての日本が、

パチンコは、ギャンブル

と認識しているにも関わらず、法並びに警察・政府関係者は、パチンコをギャンブルと定義付けていません。
ですから、やっている本人にパチンコはギャンブルという認識があって、ギャンブルのつもりでやっていても、それを指摘したら

アレはギャンブルじゃないよ?だから、自分はギャンブル依存症じゃありません。

と言い、依存状態にあっても認めません。
ならば区別して、「ギャンブル依存症」と、日本特有の依存症「パチンコ・パチスロ依存症」と表記すればよいのに、それすらもしないwwwww

まず、パチンコをギャンブルとして公に認める事。
次に、日本は公営ギャンブル以外認めていない事を改めて公言する事。
最後に、公営ギャンブルとして、公営のカジノを運営する事を明言する事。

そもそも、何故パチンコがダメなのか?という話。
私営ギャンブル場という話は横に置いておきますが、売り上げが曖昧で、脱税の温床になるというのが、最大の理由ですよ?
領収書の出ないサービスは、世の中に幾らでもあります。
売り上げを誤魔化そうとすれば、その方法も無数にあるのでしょう。
ただ、その規模が桁違い。
そのけた違いの売り上げの全てが、店側の自己申告のみで成り立ってしまう産業なんですよ。
建前上私営ギャンブルが無い事になっている日本、一般台が主流だった時代、1万円を使うのが一苦労だった時代から、1万円が30分も掛からずに無くなってしまう昨今。同じ内容で規制をしようとしているのに無理があるんですよ。
ただ、潰すには大きくなりすぎてしまったため、公営カジノを作り、淘汰される事も狙いなわけですよね。

パチンコさえ無くなってしまえば、今の依存者は兎も角、新規の依存者はほぼ生まれてこないという算段なわけですよね?
ただ、特定の産業のみをターゲットに国が何かをやるのは、憲法の精神から著しい反発が見込まれるため、強引とも思えるカジノ法案の通し方をしているわけでしょ?

公営カジノのが出来て一番困るのは誰?

という話ですよ。
そこを考えれば、この法案に反対している議員の面々を見れば、色々と透けて見えてくると思うんですけどね。

公営カジノが出来、そこに入り浸れる人って何人います?w

パチンコに嵌っている人達ってどんな人達?

受け皿が出来れば、パチンコ店を潰してもある程度の雇用の創出が可能です。
いきなり潰すことは出来なくても、今の三店方式の換金方法に、制限を掛けていけば、換金目的でパチンコ店に行く人の数も減らざるを得ません。

カジノを否定している人達は、カジノの勝率とパチンコの勝率をご存じなのでしょうかね?

カジノは、1/2〜1/36ですよ?
実際には何度も掛けて率が下がるし、複数の目に張る事で、率が変わっていくのですが、精々そんなもんですよ。
しかも、スロットルに嵌る人がどの位います?行った事が無ければ、映画のシーンを思い浮かべて貰えればわかるように、置いてはあるけど、人影はまばらですよね。
理由は簡単なんですよ、機械任せと言うのもありますが、勝率が低いから誰も手を出さないんです。
数回回して、当たればラッキーとか、目当てのギャンブルが空いていないときの時間つぶし程度の扱いなんです。

一方パチンコは?

という話です。

パチンコの大当たりの確率は、設定云々を横に置けば、約1/300です。
カジノの10倍当たらないですよ。
しかも1/300は、カジノと同じで、300回やれば1回当たるのではなく、常に1/300の抽選を繰り返すのが建前なんです。

ローリスク、ローリターンが、所謂カジノ。ハイリスク、ハイリターン、パチンコの本質なんですよ。
だから、公営カジノにし、ある程度コントロール可能な状況を作り、本来の娯楽としての賭け事が出来る場を作ろうという話なんですよね?

ローリスク・ローリターンの賭け事に嵌る人っているの?という話。

大きく勝つには、大きなお金を掛けなくてはなりません。
パチンコの場合、極端な話が、1000円が10万円になる事があります。
カジノの仕組みで、10万勝とうと思ったら、パチンコで言う所の1000円がという単位が、「1万円が」に置き換わります。
パチンコで勝とうと思ったら、最低でも1万円と言われているわけですが、カジノで勝とうと思ったら、最低でも10万円となるわけです。

カジノ法案が通ると、依存者が増えるという話は、懐疑的です。
むしろ、それを言っている人は、どんな人?という事を考えた方が良いのかも知れません。

参考までに、ラスベガスのある米国のギャンブル依存症と言われている人達は、

病的賭博 1%前後

その中で、ラスベガスのあるネバダ州が 病的賭博 3.5% と突出しています。
身近に、ギャンブル場が有るか無いかという話なのでしょう。

一方日本は、依存症が疑われる人達が推定、3.6%。

そう言う事の様です。




■「怖さ知らない」=消える金、スロットで指変色−ギャンブル依存に懸念・カジノ法
(時事通信社 - 07月20日 22:30)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5209390

 カジノを中核とする統合型リゾート(IR)実施法が成立した。ギャンブル依存症患者の家族や支援団体からは「回復困難な病気」とカジノ解禁に伴う依存症患者の増加などを懸念する声が上がる。

 「同じ苦しみを受ける人が増えるだけでは」。神奈川県に住む60代の女性は、30代の息子が19歳だった頃、異変に気付いた。居間の引き出しに入れた5万円を発端に自宅で現金が消えていく。問いただしても息子は盗んだと認めない。車の免許取得費用などを口実に金をせびられ、100万円以上を手渡した。

 ある時、息子の指先が黒く変色しているのが目に留まった。スロット機に入れるメダルの汚れだった。依存症と分かってからは治療方針をめぐり夫婦げんかが絶えなくなった。大学を中退して自宅を出た息子は自助グループに加わるなどしたものの、10年以上たっても再発を繰り返している。

 借金をして生活保護を受けたこともあったが、現在の暮らしぶりは詳しく知らないという。「自分の息子だけど、怖い。素直ないい子だったのに」

 ギャンブル依存症患者や家族の支援に携わるNPO法人「ホープヒル」(横浜市)代表の町田政明さん(65)は「依存症は人格が変わり、本人だけでなく周りも苦しめる。政治家も本当の怖さを知らない」と話す。

 日本人客に対しては、カジノへの週3回までの入場制限や6000円の入場料徴収などの抑止策を打ち出しているが、「依存症になるのは回数や量の問題ではない」と効果に疑問を呈する。

 ホープヒルの利用者の中には、ギャンブルにのめり込んだ揚げ句、強盗事件を起こし逮捕された経験を持つ人もいる。政府は経済効果に期待を寄せるが、町田さんは「裁判や治療のコストなども含めると、社会的損失があまりにも大きい。カジノ周辺の治安も悪化するだろう」と危ぶむ。

 「国全体が経済優先に向かう中で、ギャンブルはその最たるもの。お金をもうけることは必ずしも国民の幸せにはつながらない」と訴えた。 
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