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2018年07月17日00:23

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石坂映画を観て思った

 三連休の最後の日。
 しばらくは祝日がないので残念な気分である。

 今日は神保町シアターに行く。
 先日、CSで観た『うず潮』の吉永小百合さんの演技を見て面白い物を感じ、日活の頃の吉永小百合さんの作品が観たくなったからである。
 それでもって神保町シアターは石坂洋次郎原作の映画の特集である。
 石坂洋次郎さんの作品というと『青い山脈』や石原裕次郎さんの一連の青春映画の印象で戦後の苦から抜け出た若者達の青春を明るく爽やかに描いた作家という印象を持っていた。
 ところが、以前、CSで『颱風とざくろ』を観た時に学生運動に挫折した人間、そして、その空気を感じる時代に生きている若者の重い青春も描いていて、びっくりしたことがあった。

 神保町シアターの今回の特集でもそれは思った。
 『青春の海』という作品だが、主演は吉永小百合さんである。
 上記の作品以前の小百合さん出演の映画も明るい青春を描いていた。
 しかし、『青春の海』は主人公の恋は成功せず、お互いの境遇を受け入れ合うことができない恋が描かれている。
 ちなみに、もう一本観た『風と樹と空と』は明るい作品で、二つの間には二年の間隔があるが、その二年間の世間というものが変わったんだというのを感じるのであった。
 それによって石坂洋次郎の小説も読みたくなっていたのであった。

 あと、本音を申せば、その日最後の上映作品『あじさいの歌』も観たかったが、事情により断念。
 アジサイの花の美しさと、ヒロインの芦川いづみさんの美しさが融合された作品である。それがまた観たいという理由であった。
 ところが、夜に用事があるので断念。
 またやってくれないかな、と期待をしてしまうのであった。

 晩飯は食パンとコロッケ。
 パンにコロッケを挟んで食べるという形で食事をした。
 明日の昼までもつかな?

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