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2018年07月13日08:26

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京都、大阪の地震の少なさ

ずっと京都に住んでいるという甲南大の田中貴子教授が、こう書いていた。
先日の大阪地震のとき、東京の能舞台で、ある講演をしていた最中だった。
音が良く伝わる構造の能舞台ということもあったためか、その地震の揺れが敏感に感じられた。
そのときの私のあまりのうろたえように、観客席の人たちが当惑している様子が、印象に残った。
だが、これには、理由がある。
1923年から2016年まで93年間の震度5以上の記録は、以下なのである。
東京 72回
京都 2回
大阪 5回

関西の2つの都市と東京のこの差には、びっくりする。
小松左京のあの『日本沈没』で、京都の夏の名物の大文字焼きの祇園祭のとき、大地震が起きる場面を読んだとき、そういえば京都で地震というのはあまり記憶にないなと感じたことを、よく憶えている。
小松はこの場面を書くとき、上記の事実を基にした意外性も、計算に入れていたのだろうか。
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