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2018年07月12日15:27

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宮沢賢治と照井先生の話ー薫風の旅日記⑭

ところでところで　宮沢賢治の話はさらに続きます

さる五月　薫風の里帰りのおり　私はやっと仙台で旧友と逢う事ができました　
３０年も会っていなかったので　必ずやと日程を工面した上での再会
仙台駅のマックの店で　三時間ぐらいは粘っておしゃべりしていたかなｱ
　
その時彼が持参してくれたのは　例の照井荘助校長先生の本「」の写し
　
そこで　彼から新たに教えてもらったことは　照井荘助先生と宮沢賢治とは接点が
あったらしいと云う事だった

　　　彼が抱えて来たコピーの分厚い文書の

Ｐ３６９　

　　　そこには　森　荘己池（ﾓﾘｿｳｲﾁ）という人の照井荘助先生への回想文が載
　　　っていて　『二兎と一兎』という題名がついていた

　　　大方の内容は・・・
　　　「森氏が照井先生に　退職後に絵はやらないのかと尋ねると　弟や妹の為に
　　　満州に赴任したあの時に絵はもう諦めたと言ったこと　森氏が　両方やった
　　　らどうかと勧めたが　照井先生は二兎を追うものは一兎も得ずと言った」
　　　確か　そんなような内容だったかと・・・　

　　　　　　　　　　　　　　　注：森　荘己池（ﾓﾘｿｳｲﾁ）はペンネーム　岩手県在
　　　　　　　　　　　　　　　　　住で最初の直木三五賞（通称直木賞）受賞作家
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　
　　　　アレレ　