朝たまたま付けたテレビに阿川佐和子さんが出て、
お父さんの阿川弘之さんについて、いろいろ語っていました。
「ただもう、ひたすら怖かった」という割には楽し気で、
むしろ叱られまくったころを懐かしように見えました。
わかる、わかる・・・(笑)
大人になってみると、優しかった人より自分を叱ってくれた人の方が懐かしいのです。
佐和子さんは大人になっても、まだまだ怖かったそうですが、
うらやましいですね、そんな良いお父様で。
今は、自分の子を叱れない親ばかりで、子供がかわいそう。
子供に嫌われたくない一心でとにかく「褒める」「許す」「慰める」
だから他人が叱ってやると、今度はそれを恨む。
私は剣道の子にも胸ぐらつかんで叱り飛ばす。
大人は、子供を叱ってやる義務があります。 子供は叱ってもらう権利があります。
間違っていたらいやでも叱って教えてやらなければ
大人として先人に顔向けができません。
佐和子さんがいつもはっきりと前向きで、たじろがないのも
毅然としたお父様の教えなのでしょう。
「陸王」で、思いもかけない名演技をみせた佐和子さんのこれからを楽しく見守っています。
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