初めての「どぜう」体験

前回の飲み会で私が「どぜうっていうのはまだ食べたことがない」とポロリとつぶやいたのがきっかけで、『みんなでどぜうを食べてみようかい』を催すことになった。
会場は浅草の銘店 飯田屋で、またしても顔の利く宮川先輩のご尽力に助けられての宴席となった。
おいしいんだよ！どぜうは… ウナギのように油っぽくはないし、川魚特有の臭みもない。
7年前に脳の血管が切れて約6か月、人工栄養の輸液で生き永らえてきた事があった。その後リハビリして物が食べられるようになったけど、ヒトってものを食べるという事すら忘れちゃうものなんだと知った。その後、色々食べる練習をしたんだけど、最初に味っていうのを思い出したのは出汁の味だった、炭酸飲料はなかなか復活しなかったし、油っぽいものもダメだった。あんなに好きだったウナギは油揚げを油で煮たように感じた（味なんかわからなかった）し、ビールもコーラもぱちぱちするばかりだった。
今思えばあの時にドジョウを食べてみればよかったのかもしれない。
ウナギほど油っぽくないし、から揚げにしてささがきゴボウと合わせた一皿はあっさりとしておいしいものだった。
最後はおじやにして卵でとじて食べたけど、これがまた良かった。
何か、くせになりそうな宴席だった。
宮川先輩 ありがとうございました。

次回は、またしても私の食べたことのない料理ということで「もんじゃ焼き」というのを食べてみることになった。
皆さんの参加を募りたいので、ぜひ参加いただきたい。
https://www.facebook.com/events/758193541238386/