これは今月25日、参議院予算委員会での大門議員の言葉。
あたしもこれまで、人の不幸が儲けになるカジノを国がやるってどうなのか、と思っていた。
でも、そんなこといったって、この国のトップは海外に行っては金をばらまき、悦に入る男。儲けることが最優先。金があれば何でもできるという人たちの意見にかき消されてしまうのだった。
しかしですよ、この日の大門さんの話を聞いて、そういうエゲツナイ人たちも論破できそうな気がしたわ。
大門さんが言うには、「刑法で賭博が禁止されているのに、なぜ公益ギャンブルが認められるかというと、儲けたお金を何に使うか、そこに公益性の担保がある」と。が、今回のカジノ法案では、収益の7割が民間に流れるという。しかも米国の企業。
大門さんはパネルを出してきた。〈米国カジノ資本 ラスベガス・サンズの株主構成(儲けのほぼ100%がアデルソン一族に還元)〉という儲けの比率パネルだ。
そしてこう言った。
「アデルソン氏はトランプ大統領の支援者。日本で吸い上げたお金がアメリカに行くんですよ!」
大門さんによれば、推進派はシンガポールを引き合いに出すが、観光客でいえば、シンガポール120%超に対して、日本は380%超。カジノないのに。
すげぇよな。海外に行ってうちらの血税をバラまくだけで飽き足らず、アメリカ様に献上するため、うちらの穏やかな生活まで金になりそうならぶっ壊そうとするんだから。
麻生財務大臣が、「10代、20代、30代の若い世代、新聞を読まない人は全部自民党。新聞をとるのに協力なんかしない方がいい」と地方の講演で発言したけど、そりゃそうだ、自分らが悪魔だってバレるもん。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/232214
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