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2018年05月20日17:27

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独り言に罪はない

僕は中学高校とバスケットをやってたけど、それぞれの3年間で試合に出た時間を全部合計しても、一試合の時間にも届かないような万年補欠の眼鏡くんだったので、果して自分はバスケットというスポーツをやっていたといえるのかどうかも、どうも自信がない。

「スラムダンク」とか「あひるの空」とかのバスケ漫画は好きで、よく読むのだけれど、例えば一試合を通じてのスタミナ配分とか、多彩なオフェンスの選択肢とか、そこら辺の感覚はわからないんだよな。

それでもこの歳になると、若い頃に体力的にきついことをやったということは、目には見えないけれどかなり大きな財産なったとは確信をもって言える。もっともそんな財産とっくに使い切って今やスッカラカンどころか全然マイナス状態だけれど。

だからこそ、相撲に、レスリング、バトミントンにアメフトと、ワイドショーを連日賑わしているこの頃のスポーツ界の不祥事を見ていると、ずいぶん苦い思いがするんだよな。

今でもよく覚えているけど、中学のバスケットの試合で、やたらラフプレーばかりかましてくるチームがあって、僕はその中でも特に汚い反則だらけの選手と当たって、つい肘打ちでやり返しちゃったんだな。そうしたら顧問の数学の先生に速攻でベンチに下げられて「反則ばかりしてくる相手に反則でやりかえしてどうする!」って叱られた。そのときは納得いかなかったけれど、教育者としてその先生は極めて真っ当だったのだと思う。アマチュアの青少年の教育の一環としてのスポーツなんだもの。当然だよね。

高校のバスケット部の時のコーチっていうのが、なんかやたら威張ってる強面のおっさんで、普段の練習の時はほとんど顔も出さないで、試合の時だけやってきて全権を握っちゃうっていう、なんであんなおっさんがコーチだったのか、未だにわからないんだけど。何かを教えてもらったっていう記憶もない。まあこっちも才能ないただの補欠君だったけど、ある意味、モヤモヤっとした気持ちが残った3年間ではあったな。

朝連とか個人練習とかはそれなりにやっていたんだから、今ならこのチームに欠けている部分に自分を特化させた練習をして、少しでも出場の機会を掴もうとか、やりようはあったと思うんだけど、そのころはそんなこと思いつきもしなかったな。一言でいえばバカだったなと。でも、そういうのを力づけたり導いてくれるのも大人のコーチの務めなんじゃなかったのかな。

少なくても選手にとって、監督という存在が絶対的支配者であるという感覚はわかる。だから連日テレビに映るスポーツの指導者連中、特に学長とか理事とかの肩書がつく連中の厚顔無恥な態度には腹がたつんだよ。本当に。

今週の映画は「キングスマン ゴールデン・サークル」(監督:マシュー・ボーン/出演:タロン・エガートン、コリン・ファース、ジュリアン・ムーア)を観ました。イギリスのスパイ機関キングスマンの拠点が、謎の組織ゴールデン・サークルの攻撃を受けて壊滅した。残されたのは、一流エージェントに成長したエグジーと教官兼メカ担当のマーリンのみ。2人は同盟関係にあるアメリカのスパイ機関ステイツマンに協力を求めるが…。

ワイヤー・アクションやストップ・モーションを多用した独特のアクションシーンは面白いけれど、それだけという気がしなくもない。なんか全体的に詰めが甘いんだよな。

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