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2018年05月11日05:50

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オオニワゼキショウの話 その1


この花と初めて出会ったのは41年前の多摩川の河原の土手上の道の際のくさっぱらの中でした。時々図鑑などのページをめくって調べていましたが名前がわかるのに2年ほどかかりました。今はインターネットなどで検索して情報を早く拾い出せます。便利になりましたね。
昨日たまたまバイト先の草取りの作業の中で二株見つけました。
前々から入手できないだろうかと念じていたので思わぬ収穫物を手に入れ昨夕私の花壇に移植しました。今朝5時に様子を見に行ったらしっかり定着していて、しかも新参者です昨日仲間入りしましたよろしくね…なんていう風ではなくて「ずうっと前から私もここの主ですよ」といった風格をしていました。

オオニワゼキショウはアヤメ科の多年草です。北アメリカが原産地で、明治中期に渡来し、全国の各地に広く帰化しています。日当たりのよい芝生や道ばたなどに生え、背丈は10〜20cmくらいです。茎は扁平でごく狭い翼があり葉は幅2〜3mm。
茎の先に細い花柄をだし、これも一日花ですが直径1.5cmほどの小さな花を次々に開花してくれます。花被片は紫色で中心部は黄色。さく果は直径約3mmの球形、これがまたかわいらしいのです。熟すと下向きになり、3裂して種子を散らしてくれますから来年は沢山の株が増えるでしょう。花期は5〜6月。マツヨイグサ、、アカイロハンゲショウ、そしてオオニワゼキショウ…ここに桃色月見草も仲間入りできないかなぁと新たに念じています。
今朝のマツヨイグサは約50輪ほどでした。やはりピークは過ぎたといった感じでこの先はこんな風情で咲き続けるのでしょう。

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