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2018年05月08日09:57
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春の読書日記 ファンタジー編
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さて、今回はファンタジー、というか伝奇なのかな。
吉祥寺よろず怪事請負処 薄闇の森(角川文庫）、結城光流：少年陰陽師シリーズの作者が放つ、庭師陰陽師シリーズの第三弾。できたら、１巻から読んだ方が人間関係とかはよくわかるかもしれない。吉祥寺のガーデンショップに居候中の大学生・丹羽保。彼が居候をしている吉祥寺のガーデンショップの住み込みの庭師・久世啓介とその異母弟・弓弦は、実はすご腕の陰陽師だ。このガーデンショップには、庭や樹木がらみの怪しい話が持ち込まれてくる。これを解決するのが久世兄弟。保は怪しいものに好かれやすい？体質らしく、今回は熱で寝込んだ保のもとに「迎えに来たんだよ、たもつ」と呼ぶ日陰色の子供が現れる。この子は昔不審な死に方をした啓介の兄・一貴とも関連があるらしい。てことで、多分保をめぐる謎はまだまだこれからか。武内涼の「妖草師」というのもあるので、植物もこわいよん。
宮廷神官物語(角川文庫）、榎田ユウリ：少年陰陽師シリーズと同じように角川ビーンズ文庫からの文庫化。この人の「妖��系庵夜話」シリーズもよいです。ネオテニー(幼体成熟い）とされている、《小豆洗い》の美少年マメがかわいいよ。おっと、横道に逸れた。聖なる白虎の伝説が残る麗虎国、まあ、古代朝鮮がモデルらしい、の、美貌の宮廷神官・鶏冠は、王命を受け、次の大神官を決めるために必要な「奇蹟の少年」を探す。この神官が美貌である必要があるのかはさておき、彼が持つ「慧眼」は、人の心の善悪を見抜く力があるという。候補となったのは、山奥育ちの天然ぽい、天青。彼と、彼を守る屈強な青年・曹鉄と共に、鶏冠は王都への帰還を目指す。まだ、一話目なので、乞うご期待というところか。
後宮の烏妃(集英社オレンジ文庫）、白川紺子：後宮の奥深く夜伽をしない妃が住んでいる。謎の女性は不思議の術を使うという。彼女の元を皇帝・高峻が訪れてたのみごとをすることから、この館で、凶暴な鶏を門番にひっそり住んでいたこの女性は、いろいろな事件に巻き込まれる。宦官という職種の者が、どうやら去勢されているわけではないことには、違和感があるが、「図書館の魔女」にも通ずる不思議少女の活躍が三ヶ月に渡り観光されるようだ。
写真は、近所のヤクルト販売店の軒の燕の巣。なんと２つもあるのだ。これは、きょねんのやつ。
吉祥寺よろず怪事請負処 薄闇の森(角川文庫）、結城光流：少年陰陽師シリーズの作者が放つ、庭師陰陽師シリーズの第三弾。できたら、１巻から読んだ方が人間関係とかはよくわかるかもしれない。吉祥寺のガーデンショップに居候中の大学生・丹羽保。彼が居候をしている吉祥寺のガーデンショップの住み込みの庭師・久世啓介とその異母弟・弓弦は、実はすご腕の陰陽師だ。このガーデンショップには、庭や樹木がらみの怪しい話が持ち込まれてくる。これを解決するのが久世兄弟。保は怪しいものに好かれやすい？体質らしく、今回は熱で寝込んだ保のもとに「迎えに来たんだよ、たもつ」と呼ぶ日陰色の子供が現れる。この子は昔不審な死に方をした啓介の兄・一貴とも関連があるらしい。てことで、多分保をめぐる謎はまだまだこれからか。武内涼の「妖草師」というのもあるので、植物もこわいよん。
宮廷神官物語(角川文庫）、榎田ユウリ：少年陰陽師シリーズと同じように角川ビーンズ文庫からの文庫化。この人の「妖��系庵夜話」シリーズもよいです。ネオテニー(幼体成熟い）とされている、《小豆洗い》の美少年マメがかわいいよ。おっと、横道に逸れた。聖なる白虎の伝説が残る麗虎国、まあ、古代朝鮮がモデルらしい、の、美貌の宮廷神官・鶏冠は、王命を受け、次の大神官を決めるために必要な「奇蹟の少年」を探す。この神官が美貌である必要があるのかはさておき、彼が持つ「慧眼」は、人の心の善悪を見抜く力があるという。候補となったのは、山奥育ちの天然ぽい、天青。彼と、彼を守る屈強な青年・曹鉄と共に、鶏冠は王都への帰還を目指す。まだ、一話目なので、乞うご期待というところか。
後宮の烏妃(集英社オレンジ文庫）、白川紺子：後宮の奥深く夜伽をしない妃が住んでいる。謎の女性は不思議の術を使うという。彼女の元を皇帝・高峻が訪れてたのみごとをすることから、この館で、凶暴な鶏を門番にひっそり住んでいたこの女性は、いろいろな事件に巻き込まれる。宦官という職種の者が、どうやら去勢されているわけではないことには、違和感があるが、「図書館の魔女」にも通ずる不思議少女の活躍が三ヶ月に渡り観光されるようだ。
写真は、近所のヤクルト販売店の軒の燕の巣。なんと２つもあるのだ。これは、きょねんのやつ。
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