水曜オケの仲間からチケットを頂いた(ねだったんだけどね)ので芸劇まで聴きに行った。
オケ 新交響楽団
指揮 寺岡 清高
曲目 フランツ・シュミット/歌劇「ノートルダム」より間奏曲と謝肉祭の音楽
コルンゴルト/劇的序曲
シューベルト/交響曲第8番
シュミットが良かった。ドイツ風の色彩感(つまり少し武骨な)があり、楽しんだ。コルンゴルトは本人が云うほど劇的ではなかった。シュミットを先に聴いたせいかも知れないが。グレートは…やはり長い!新響は真摯な演奏でシューベルトの世界を浮かび上がらせていたが、やはり長いと思わずには居られない。聴取の全てを厭きさせない為に作曲者は怪奇性や諧謔さと美しい瞬間を見せないとならないだろう。…マーラーになってまう!
堀内さんのbowingは相変わらずの切れ味。2pult以下も非常によく弾けているのだが、同じ弓使いをしている様には見えない。弓の元を使いこなせているかでこうも違うものなのか。自分も大いに参考にしたいと思った。Timが前半後半でチェンジしていたが、それぞれに味があってよかった。主張するTimと総奏に溶け込むTim。前者が好みだが、後者も悪くない。グレートの冒頭のHrのsubit pも素晴らしかった。予想以上に小さく柔らかな音色にはゾクっとした。
次回は8月にチャイ4他とのこと。また、おねだりしてしまいそうだ(笑)
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