最近、『ウルトラマンA』のDVDを観ていて、先週はレギュラーの敵ヤプール人が倒されて、今週はウルトラマンAに変身する片方の南夕子が月に帰る回を観る。
ウルトラマンAは、最初二クールは北斗星司と南夕子が合体して変身するという設定で話が進んでいた。
ところが二クールが終了するころ、南夕子は月から来た女性で月を砂漠の星にしてしまった超獣ルナチクスが地球に来たためそれを倒すという目的があった。
そして、ウルトラマンAに変身してルナチクスを倒し、月に帰るのであった。
小さい時にこの展開を観て、ああそうなんだと思い、次からは北斗星司が一人で変身するんだ、で終わっていた。
というより、ウルトラマンA自体、それほど好きではなかったので、惰性で観ていたというのもあったが。
しかし、歳を取るといろいろ考えてしまった。
まず、何の伏線もなく、いきなり月の世界の人間だったというのがいきなりすぎるのではないか。
二人が合体してウルトラマンAになるのに一人いなくなったら、ウルトラマンAになれないのではないか。
ルナチクスを倒すという目的があるのに、なぜ南夕子は初登場した時に看護婦をやっていたんだ。
と、くだらないといえばくだらないことを考えてしまうのであった。
それゆえに、南夕子が月に帰る回はさらに感動をしなくなってしまうのであった。
そして、小さい時に観ていたことでさらに思い出したのは、北斗が一人で変身するようになってから番組がさらにつまらなくなったということであった。
それと、今回、観直して気が付いたのは、ルナチクスが出現する温泉街の温泉の利用客の一人に喜劇俳優の佐山俊二がゲスト出演していて、ただの客であった。
これって勿体ない使い方をしてないか?
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