鈴木啓介氏「魂を磨く」(ビジネス社)のエピローグに次のようなことが書いてありました。以下転載します。
天文学に「ゴルディロックスゾーン」という言葉あります。これは「宇宙の中で生存可能な領域」という意味なのですが、地球がいかにこのゴルディロックスゾーンが何回も重なった「奇跡の位置」に存在しているのかをお話します。
まず、私たちの太陽系は銀河中心から2/3の距離にあります。
もしも太陽系がそれよりも銀河の中心に近いと放射線が強くて地球の生命は存続できません。
そして、もしも太陽系が銀河の中心から遠すぎると地球に重い元素が存在せず、この星に生命は発生できなかったのです。
もしも太陽系の中で地球が金星のように太陽に近い場所にあると地表は摂氏480度になり生命は発生できませんでした。
もしも地球が太陽から離れていたら、水も二酸化炭素も凍りついてしまい、生命は生きながらえることができなかったのです。
もしも太陽系に莫大な引力を持つ木星がなかったら、隕石や小惑星を太陽系外に放り出すことができず、地球は死の星になっていました。
月がもっと小さかったら、地球の地軸が安定せず、気候変化が激しくて生命は維持出来なかった・・・。
大き過ぎず、小さ過ぎず、月が適当な大きさだから地球の生命は維持出来たのです。
そして、もしも地球がもっと小さかったら重力が弱すぎて地表に酸素を保持できず生命は誕生することが出来なかったのです。
銀河系の中で、この奇跡の連続が地球を生命の星にしてくれたということ・・・
これらの奇跡は「偶然」でしょうか?
「感謝」という言葉の反対語は「当たり前」だと言われていますが、まさに地球は「当たり前」にここにあるのではありません。
荒涼とした星が延々と続くこの宇宙の中で、たぐいまれに美しく生態系の調和に満ちたこの星を私たちの時代に汚染し、潰してしまうことは決して許されないことだと私は思います。
みんな仲よくすること、相手を尊重すること、物を大事にすること。
どうかあなたもこの基本的な想いを持ってください。
そしてまわりに本心からの思いやりを持ってあげてください。
その時は必ず来ます。
そして、その時こそが私たちの新しい世界が開かれる時なのです。
以上
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