【鉄】三江線廃線

廃線と言うのは事前に聞いてはいても心地良いものではない。
広島県の三次と島根県の江津を結ぶから三江線と言うと言っても、抑々本数の少ない路線
であったし、乗客の大半が明らかに惜別乗車組、浜原止まりであったので降ろされたのだ
けれども下りたのは２名という有様であった。

あくまでも去年５月の話であるが、浜原から先、高規格区間に入って速度も上がったけれども
乗客層が変わらなくて三次に近づいて夕方になったので学生が乗ってきて、２両繋いでいる
意味が出たかな、という感であった。
１回しか乗れなかったし、長谷(ながたに)などを通過する列車であったので心残りはあった。

■三江線、８８年の歴史に幕　乗客「感謝の気持ち伝えに」
(朝日新聞デジタル - 03月31日 11:28)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5050842
広島県三次市と島根県江津市を結ぶＪＲ三江（さんこう）線（全長１０８・１キロ）が３１日、
ラストランを迎えた。８８年の歴史に幕が下りる。最後に走る車両をまぶたに焼き付けようと、
駅のホームや沿線には、地元住民や鉄道ファンが詰めかけた。
　午前９時２０分過ぎ、三次市の三次駅に列車が入ってくると、迎えた人々から拍手が起きた。
運転士らに花束が贈られ、冨田（とみた）啓二駅長（５７）は「たくさんのお客様にお見送りを
受け、三江線は本当に愛されていたと改めて感じました」。
　１０時過ぎ、石見川本駅行きの列車が声援を受けながら出発。
ホームには「ありがとう三江線」と書かれた横断幕が掲げられた。
　三次市内から訪れた増田穂香（ほのか）さん（９）は「三江線ありがとう」と書いた手作りの
プラカードを持ってホームへ。祖父母のもとへ遊びに行くのに三江線に乗っていた。
「感謝の気持ちを伝えに来ました。山がきれいに見えたので、なくなるのは
寂しいです」と話した。（松崎敏朗）