それらは「内心の自由」への侵害をもたらす

憲法第十九条で、【思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。】と定めてある。なので実行すれば犯罪になることであっても、心の中で何を思うかは好き好きなのである。それを自己の考えに評価をつけさせようというのは、一定の考え方に縛ろうというのと等しい。

道徳は他の教科とはとは異なり、言うなれば「洗脳教育」である。つまりは一定の考え方に縛ってしまおうという目的のためのもので、【盲目的に信じ込むよう】求められる。
キリスト教では「人はみな罪人」とされる。それは人間の始祖としているアダムとエバが禁断の木の実を食べた（原罪）ために、全ての人間は生まれた時点から罪を背負っているとの考えに基づいてるからだ。

この考えに背くものはキリスト教徒の資格はないのと等しいので、形だけでも受け入れるしかないのだが、道徳というものは屁理屈の固まりと同様なもので、人殺しで名を挙げた安倍晋三が愛国心を道徳に盛り込もうとしたのは、とどのつまりは国民を都合よいように操ろうということでしかないのである。


■道徳「愛国心」など自己評価　専門家から疑問の声も
(朝日新聞デジタル - 03月28日 02:33)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5045471