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2018年03月20日21:56

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まるで暗黒裁判 日増しに強まる“佐川氏主犯説”の印象操作

 安倍政権の「佐川が、佐川が」の大合唱に大マスコミも加担だ。森友文書改ざんは当時局長だった佐川宣寿前国税庁長官の指示で行われた――。財務省の内部調査に理財局の複数の職員がそう説明していると、複数のメディアが19日、一斉に報じた。

「財務省は弁護士などによるサポート保証を前提に指示を認めさせたいのに、佐川氏は刑事訴追を恐れ、シブっている」旨を報じたテレビ局もあったが、どのメディアも佐川氏本人に取材した形跡はゼロだ。

 改ざんは理財局と近畿財務局だけで行われたのか。指示したとされる佐川氏のさらに上のレベルからの指示はなかったのか。疑惑の核心部分について、佐川氏は口をつぐんでいる。

 それなのに「佐川氏が指示した」との決め打ち報道は、政権側の「佐川氏主犯説」に味方する印象操作のようなもの。佐川氏は部下に厳しいことで有名で、財務省のパワハラ上司リスト「恐竜番付」の常連だったという。恨み骨髄の理財局職員が“嫌われサガワ”に改ざんの全責任を負わせようとしている可能性だって捨てきれない。

 ただでさえ、政権サイドは佐川氏に全責任をかぶせようと躍起だ。19日の参院予算委の集中審議でも、麻生財務相は佐川氏の責任について、まだ調査中なのに「極めて大きかった。今の段階では最終責任(者)になる可能性が大きい」と言い切った。

 財務省の太田充理財局長も呼応し、「周囲を含め関係者がそういう認識なので、(佐川氏が改ざんを)知っていたと認識できた」と主張。ここでも佐川氏が改ざんを認めたのかについては、退任の際、福田淳一財務事務次官の聴取に「どのように関与したのかは、刑事訴追の可能性もあるので差し控えたいという回答だった」と、太田局長は説明するのみだ。

 本人が表に出てこられないのをこれ幸いに、日ごとに佐川氏が主犯に仕立てられていく様相は暗黒裁判さながら。そのクセ、安倍首相は「決裁文書の存在すらも知らない。指示のしようがない」と責任逃れに終始しているからタチが悪い。

 どうせ政権の生け贄にされるくらいなら、佐川氏は証人喚問の前に会見を開き、洗いざらい真相を打ち明けた方がいい。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/225488
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