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2018年03月13日21:26

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国民の総意だ 安倍首相よ「議員バッジ」を外してもらおう

「事実は小説よりも奇なりであります」

 森友学園の国有地払い下げ問題をめぐり、昨年3月23日に開かれた衆院予算委の証人喚問。委員の質問に対し、現在、大阪拘置所に長期勾留されている森友の籠池泰典前理事長はニヤリと笑みを浮かべながら自信タップリに断言していたが、まさにその通りだった。

 国有地が8億円も値引きされ、ほぼタダ同然で売却された異例中の異例とも言える“黒い取引”のウラに政治家の関与や、森友小学校の名誉校長に就いた安倍首相の妻・昭恵氏の存在があったのではないか――。昨年の通常国会で野党が繰り返し追及してきた疑惑だが、政府側は知らぬ存ぜぬを貫き通し、国税庁長官を電撃辞任した当時の佐川宣寿財務省理財局長は国会答弁で「記録はない」「資料は廃棄した」「森友と事前の価格交渉はしていない」を連発。しかし、財務省が12日公表した改ざん前と後の決裁文書を見ると、手が加えられていたり、削除されたりしていたのは「特例的な処理」といった異例取引を示す文言や、昭恵氏や政治家の名前の部分だった。要するに政府も財務省もこの一年間、野党や国民にウソをつき続けていたことが明らかになったのだ。

 国庫を預かる財務省の組織的な公文書改ざんという重大な犯罪行為がバレた今、内閣総辞職は当然。議員バッジを外して総懺悔するのは当然なのに、悪辣政権は、この期に及んでもまだウソばかり言い続けているから許し難い。

「14件の決裁文書の書き換えが行われたことが明らかになった。極めて由々しきことで誠に遺憾で、おわび申し上げる」

 麻生財務相はきのうの囲み会見で記者団にこう釈明したが、公文書の原本が複数ページにわたって丸ごと消えていたのだ。どう見ても、意図的な隠蔽であり、改ざんそのものだ。「書き換え」なんて軽い言葉でごまかしていいはずがない。

 麻生はまた「理財局の一部の職員によって行われた」「佐川前国税庁長官の答弁と決裁文書との間に齟齬があった。佐川の答弁に合わせて書き換えたのが事実だ」とも語っていたが、何をか言わんやだ。議会制民主主義の近代国家であれば、公僕である政治家や公務員がファクト(事実)に基づいて誠実に答弁するのが当たり前だ。ジョージ・オーウェルの小説「1984年」で、歴史記録の改ざん作業を担当していた主人公の役人じゃあるまいし、答弁に合わせて過去の公文書の事実内容を勝手に変えるなんて言語道断だ。改ざんの指示について問われた麻生は例によって「調査中」と逃げたが、そもそも朝日新聞が2日に改ざん疑惑をスクープしてからずっと「調査中」状態だ。一体、誰が何を調べているのか。関わった職員は限られているのだから、さっさと聞き取り調査をして真相を公表すればいいのに、いまだに「全省挙げて調査中」とか言っているからワケが分からない。内部調査であれば、泥棒が泥棒を調べるようなもの。全く意味がない。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/225000
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