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2018年03月05日03:59

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「性欲の科学」・・・ブルーカラーと役人はお断りとあるから何だと思ったら・・・

 昨日、魔女狩りについての本を読み、昔阪急ブレーブスにいた山田久志についての本をもう少しで読み終わりそうなのですが、ふと「性欲の科学 なぜ男は素人に興奮し、女は男同士に萌えるのか(オギ・オーダス,サイ・ガダム 坂東智子訳 阪急コミュニケーションズ)という本が目に入った。

 最近、性欲でモヤモヤしていることが多く、何冊かはこの関係の本を読んだのでとばそうと思ったら、女はブルーカラーと役人はお断りとあったので、見事にエサにつられて購入してしまいました。

 その部分を読んだら、何のことはない約1万5千冊のハーレクインを分析した考察でした。
 ハーレクインでお相手となっている商業のトップ10があげられていました。

 アメリカらしいのですが・・・

 ・医師 ・カウボーイ ・支配者(ボス) ・王子 ・牧場主 ・騎士 ・外科医 
 ・王 ・ボディガード ・保安官

 なのだそうです。
 カウボーイ、牧場主、保安官など、日本の畜産農家ってもてたっけ(笑)と思いました。
 警察の駐在さんももてなくはないけど、保安官という感じではありません(笑)。 

 あともてない職業として、かつては女性の仕事だった美容師、秘書、幼稚園の先生等とありました。

 これも日本ではカリスマ美容師はもてるよねえ(笑)と思いました。

 日本人の私から見ると、アメリカ人女性から見て「男らしい仕事」の人がロマンス小説の女性のお相手になっていると思いました。

 この本は性欲を分析したというより、ポルノや出版物から人間の性欲を分析するという、「性欲考」のような感じでした。

 著者二人は学位は持っていますが有名人とは言い難く、どこか雑誌記事を集めたような感じでした。

 日本のエロアニメの考察もありましたが、浮世絵の春画とアニメは直接的な違いはないし、女性の腕と同じくらいのペニスとか、それ輸出用の作品じゃないかな?というのもありました。

 日本のアニメは女子高生が多いというのがありましたが、あれは・・・たぶん恋愛や性への興味がわくのがたいてい高校生だからだと思います。

 あれが事実だと思っている外国人が多いとしたら・・・ちょっと困りますね。

 原題が「A Billion Wicked Thoughts What the World's Largest Experiment Reveals About Human Desire」だそうで、もともと科学書などではないということでした。

 まあこんな記事を書くこともけっこう釣られている感じですけど、アメリカと日本ではもてる職業も違うのかなと思いました。

 性欲については謎が多く、多くの調査も建前で答える人が多いのでなかなか正確なところが難しいと言われます。
 
 また雑誌などだと記事を面白くするために、恣意的な調査結果をのせることもあります。

 イメージと違うことはあまりにもたくさんあります。

 たとえば援助交際(売春)・・・イメージですと最近増えている・・・とんでもない・・・補導が多かったは昭和末期から平成初期、平成5年頃から子供が多かったにもかかわらず激減し、少子化でさらに減っている。

 実際には統計より経験で感じていることの方が正確だと思います。

 ただ恋愛は十人十色ですが、性欲も十人十色なのかなと思いました。

 それにしてももっと真面目な行動心理学の本だと思ったのですけど、ちょっと損したような、面白いような変な気持ちです。
 
 ただ、モヤモヤした性欲に悩まされていたので、少し笑いとばせたかなと思いました。

 一つ気になることとして、アメリカの教師で生徒に手を出して教員免許を剥奪された人の9割は女性であるということです。

 女性も支配を好むということでしたが、日本では逆のイメージがあります。

 日本も実際はひょっとして・・・そんなことも思いました。
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