第24話「ローグと呼ばれた男」
先週の23話は、感想書かなかったのですが、ちょっとおさらい。
おかしいと思った点があった。
北都内で黄羽と一般人たちがブロス兄弟に脅され脅迫してきたシーン。
龍我がすかさす助けに行こうとすると、
「俺達が北都に行けば侵略行為に見なされる」
と言い放つ戦兎。
この発言には疑問が…
助けを求めてる者を救いに行くのがヒーローである仮面ライダーなんだけど、
この場合は侵略行為がどうとか言わずに助けに行くべきでしょう?
結局、東都に侵略に来るわけだし。
戦争がどうのこうの言うより、助けを求める者を救う、非道な者を倒すであるべき。
逆にこうあるべきと思ったのが、
そのリモコンとエンジンのブロス兄弟をハザードフェームで殺る気満々で戦うが、
後一歩の所で取り逃し、
「仕留め切られなかったか…」
とつぶやく戦兎。
私としたら、こうあるべきなんだよ。
前の感想にも書いたけど。
仮面ライダーの悪を殺す定義はなんなんだ?
元人間は殺してもいい。
人間である者、人間に戻れる者は殺したら駄目なのか?
この辺の定義が曖昧な感じがするこの作品。
スマッシュやライダーになった者には、
「元人間で人間ではない」というのを、もっと前々から前面に出しても良かったのでは?と思う。
実際に作り手側はどう見てるんだろう?
今回の感想ですが、
あの例の青羽を殺した場所で、
黄羽の分も含めた2つの花をお供えする戦兎。
いいシーンだと思うが、何か違う気もする。
でもこのシーンは、猿渡と戦兎が共闘するきっかけになるシーンでもある。
前回から登場の仮面ライダーローグ。
やはり、正体は氷室幻徳。
やっぱりね、これぐらい悪として貫いて来るキャラが出ると安心する。
この作品には。
ライダーローグは、「紫色のライダー」という「悪のライダー」感があるのがいい。
紫色で悪のライダーといえば、やはり王蛇を思い浮かぶ。
ぼそぼそとした幻徳の喋り口調が、浅倉に近いものがある。
その幻徳がナイトローグでビルドに敗れ、更なる力を得る為にあの内海に土下座する姿から始まり、屈辱な姿の連続。
あのライダーローグになるまでの経緯は面白かった。
仮面ライダーローグのデザインはカッコ良くていい!
この単体では嫌いではないけど、
その反面、
もうナイトローグの姿は見れないのか…
個人的には幻徳はナイトローグの姿が好きだった。
ライダーローグはクロコダイルモチーフでですが、
どうせなら、幻徳はナイトローグを強化した蝙蝠モチーフのライダーで出て欲しかった。
そのクロコダイルモチーフのライダーは別にいる事で。
でもこのビルドという作品、デザインに関したらカッコイイのばかりで凄く好き。
このローグが強すぎるのか、
ハザードフォームがあっさりやられてしまう…
暴走したら最強と思われたハザードが、登場して数話しか立たないのに、
もう終わり?
せめて、戦兎が暴走せずにハザードを使いこなす所まで行って欲しかった。
これって、次の新フォーム出す為の退場でしょう?
こうやって、次々と新フォームを出すのはいかがなものか?
この危険なハザードフォームが最終フォームであって欲しかったが…
また、前回から登場したエンジンブロスとリモコンブロス。
このブロス兄弟は、スマッシュという事で怪人枠ということか。
元が冬の劇場版に登場したカイザーを別個体で登場したとのこと。
こちらもデザインが好きなんで、映画だけでなくテレビ本編に出て欲しいと思ったところです。
最近思うんだけど、
最近、新怪人があまり出なくなったな…
ブロス兄弟は怪人だから新怪人だけど、着ぐるみの色塗り直しだし。
この作品1クール目は、これでもかと怪人であるスマッシュを次々と出したのは良かったけど…
各ライダーの新フォームを次々と出す反面、
疎かになりつつある怪人…
その新フォームを生かすために怪人は必要なんだが?
やっぱり、2話に1回くらいは怪人を倒す描写が欲しい。
それをやってライダーバトルすれば別にいいけど。
それとこの作品、劇中の戦闘シーンに挿入歌が流れない。
これがスカッさせる要因が足りない原因の一つ。
ここぞとばかりの熱い歌がバックに流れて欲しい。
いわゆる「処刑用BGM」
今までのライダーは、印象に残る処刑用挿入歌多かった。
前作はどうだったか知らないが、最近のライダーは流れない傾向なのか?
それともう一つ、
今年になってから、
凄く気になる点がある。
気付いた方もいると思うが…
それは次回の感想に書きます。
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