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2018年02月24日14:39

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小説「冷たい家」「永遠に残るは」「ダーク・マター」

翻訳本を読み出してスピードアップ!
まとめて、3冊。

「冷たい家」JPディレイニー 早川書房 380頁 
有名建築家が設計したシンプルな貸家。
格安の家賃だが、持ち主/建築家の厳しい条件をパスした者のみ入居が可能。

入居を許された「エマ」(過去) と 「ジェーン」(現在)
の二人のストーリーが交互に語られるなか
建築家の妻と娘の死、
前の住人の事故死などが判明する。
建築家との深い関係を受け入れる二人の女性「エマ」と「ジェーン」、
過去の事件の謎が少しずつ、わかっていく・・。

結構面白かったのです。


「永遠に残るは 上/下」ジェフリー・アーチャー 新潮文庫 700頁
クリフトン年代記の第7部にして、最終章となった。
毎回、話の展開はコロコロと変わり
主人公一族は、窮地に陥ってきたが
見事に逆転勝利という小説。

ドラマのようで、一気読みだったが
前の内容を忘れていたのは
僕の頭の悪さ。
かといって、再読したくはない。
(他にも読みたい本がワンサカあるから。)
面白いですが全7部、14冊読む覚悟ある方はどうぞ。

「ダーク・マター」ブレイク・クラウチ ハヤカワ文庫  500頁
とんでもない小説「パインズ」作者の新作。

ある晩、謎の男に拉致され注射され、意識を失った主人公。
研究室で気がついたが、彼らは自分とは異なる人間として主人公を扱う。
かろうじて自宅に逃げると、
自宅には妻も子供もいなく
全く知らない他人が住んでいる。

自分は何処に連れてこられたのか???

前作「パインズ」同様
目を覚ますと、見知らぬ世界
というシチュエーションです。
これ以上は書けないので、興味ある人は読んでください。
中盤でネタはわかりますが
さらに、混乱の中、主人公は「ある決定」をする。
最後まで面白かった。
SF的趣向なので、「インチキ」と言われると、そうかな・・・。

以上、スピードアップでストック(20冊ほど)
読みこなす毎日である。
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