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2018年02月13日17:00

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嘘の方が本当らしい?

何かを伝えたいとき、ただそのまま提示しても、うまく伝わらないこと、多くないですか? 本当のことのもつ力って、絶対にあると思うのだけど・・・なんていうのかなぁ〜、相手に認識してもらえないと伝わらないから、相手の理解とかイメージとか、それに寄せて表現しないと分かってもらえないっていうか・・・

そうそう、効果音がそのいい例だと思います。たとえば雨の音。実際に降っている雨の音を録音したものより、まったく別の人工的に作った音の方が、より雨らしく聞こえますよね、ねっ。

ただ、伝えるために嘘を使って、相手が少しでもその嘘を感じてしまったら、すべてが台無しになってしまう場合もありますよね・・・だから、誠意をもって伝えるって、ほんとうに難しい。

だからね、自分が受け取る側に回った時には、手法はどうあれ、またそれが成功しているかどうかもおいておいて、その人が、どういう気持ちで何を伝えようとしているかを、こちら側でも一生懸命感じて受け取るよう努力したいと思うんですね。

あっ・・・で、思い出しましたが・・・先日、よく行くお店で「いつもは○○を買っていただいてるのに、今日は違うんですね」って言われて、わたしちょっと不快だったんですよね。なんででしょう・・・きっと、わたしの望む距離感より、ちょっと近かったのかな、そのお店の方の話し方が。でも、お店の方は、まったく悪気はないんですよね。むしろ常連扱いしてくださったというか・・・きっと「いつもありがとうございます」と同じ意味だったんだと思うんですよ。だから、不快に感じた自分を反省しました、はい(^^;。

あと、少し前にテレビドラマを見ていて・・・登場人物の一人が大切な人を亡くしたことを告白したら、告白された相手がとっさに何も言えなくて、口下手でごめんなさいと謝るシーンがありました。謝った相手に、大切な人を亡くした人は「あたなが悲しんでいたら、天国の○○さんが悲しみますよ、元気を出して、なんて言われるより、よほど好いです」って答えていました。これねぇ〜、大切な人を亡くした人あるあるで・・・まさにその通りではあるんですが・・・もし、自分が告白された側だったらって考えたら・・・思わず言っちゃうかもしれないって思いませんか?何か言わなきゃいけない、でも何を言ったらいい、何を言っても慰めになんかなるはずがないと思うし、でも、何か言わなきゃ悪いし、って頭の中がぐるぐるなって、思わず言っちゃいませんか。だから、言った側は、言った責任からも、相手がどんな言葉を発しても、その気持ちだけを受け取るべきだと思うんですよね。自分の心には響かない言葉でも、むしろ傷つく様な言葉であったとしても、それを相手の人が好意でもっていってくれているのなら、口から出た言葉ではなく、その好意に感謝すべきだってね。

一対一の関係でも、小さい集団の中の人間関係でも、また国と国、民族と民族くらい大きな関わりであっても、それができればなぁ〜と思います。言い方とか、やり方とか、ずいぶん違っているのは当たり前で・・・そこのところが気に食わないって言い出したら、ほんと拗れるでしょ。言い方ややり方は気に食わないけど、その根本にあるものは何なんだって相手の根っこのところを知る努力が出来たら・・・

でも、方法とか形式とか、そういうものへの拘りって、なかなか捨てられないものなぁ〜・・・ふむ。

あれ・・・話がずいぶん遠くまで来ちゃいました・・・本当の雨の音より、効果で作った人工的な雨音の方が本当らしいんだよなぁ〜っていうだけの話だったんですけどね(^^;。
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