今の若者はお水遊びをほとんどしない。コスパうんぬんもあるが、最大の原因は今の男子は受け身でしてもらうの待ちになったからだと思う。つまり行動原理が女子とほとんど同じになった。
日本の伝統?として、恋愛は男性が能動的に動き、女性は受け身でかつ選択権は主に女性側にある。その伝統に従うならば、男性が能動的に動かないならば恋愛状況は発生しない。
ゆとり教育以降、フルアテンドで用意してもらって当然で、聞いてません、言われなかったのでやりませんでした、関係ありませんから、それって意味あるんですか? という応答はごく普通になった。
ゆとり教育とは、大人の側に全部用意してもらって当たり前で、積極的な競争はなしで、誰もがありのままを肯定される教育なので、そういう教育で育てばみな受け身になって当然になる。
男性は今までが能動だったから、受動になると変化が目立つので、草食系男子・絶食系男子が大いに話題になった。
女性は今までが受け身で、ゆとり以降それがさらに受け身で当然になったが、元が10の受け身のところが15になったところで見た目の変化はそんなに分からない。
しかしカタギよりもずっとサイクルの変動が激しい水商売だと、キャストが能動的にサービスしなくなった、つまりお客さんを接待しなくなったことがはっきり見て取れる。だからキャバはオワコンになった。
ゆとり世代はしてもらって当たり前で、自分が一番大事。そういうメンタリティだと、愛する人のためならば火の中水の中という行動にはならないので、恋愛は発生し難くなる。
なのでカップルが成立しても、行っていることは20世紀とはまったく違っている可能性がかなりあり、それは旧来的な意味での「恋愛」とは別種のものなのではないかという気がする。
してもらって当たり前で、自分が一番大事。そういう行動様式は、今後の社会に大きなインパクトを与えて行くと思える。
いま、ゆとりの先頭の方がアラサーに達し、今後の婚活の中心はゆとりになってくるので、恋愛・結婚のあり方はゆとり世代の価値観によってトレンドが決まる。
■オトナ女子のリアルな恋愛。「今なら笑える報われなかった努力の数々」
(ウートピ - 01月27日 13:22)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=184&from=diary&id=4961409
ログインしてコメントを確認・投稿する