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2018年01月27日05:22

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中国製造2025

近年、注目を集めているAI。

昔、人口知能と言っていたものだ。

ドイツでは2011年に「インダストリー4.0」を発表。

AIを用いた製造業の革新を発展目標に掲げた。

アメリカのインダストリアル・インターネットも同様。

そして中国は中国製造2025を提唱している。

メイド・イン・チャイナ2025と訳されるコンセプト。

2049年の建国100年迄に世界の製造大国になる事を目標。

現状、中国は、まだ「世界の工場」に過ぎない。

ローエンドの技術の下請工場である。

これをハイエンドの技術の発信基地にしたい。

それにより経済成長と治安を安定化させたい。

そういう希望なのだろう。

しかし、そんなに上手くいくのだろうか。

そういう漠然とした不安は残る。

かつて『2001年宇宙の旅』という映画があった。

HALというAIコンピュータに管理されている宇宙船。

そのHALが乗組員を殺していく話だった。

AIは、人を単純労働から開放する。

そう、推進者は提唱する。

しかし、庶民は皮膚感覚でそれを疑問視する。

考えてみて欲しい。

今まで技術革新は人を幸福にしただろうか。

洗濯機の開発で、手洗いの面倒から開放された。

冷蔵庫の開発で、食料の備蓄が容易になった。

PCの開発で文書処理が飛躍的に早くなった。

でも、時間が豊かになった実感はない。

むしろ、更に時間に追われているように感じる。

AIは人を単純労働から開放したりしない。

むしろ人がAIから追放されるのではないか。

人よりAIの方がミスが少ないのだから。

いずれ人がAIに淘汰される日がくる。

映画『マトリクス』みたいに。
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