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2018年01月26日05:47

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群馬県オーディオオフ会、6畳間で現代スピーカーを十分に使いこなす

アコースティックリバイブ社、石黒社長にご案内いただいたお仲間邸です。

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CDプレーヤー ゴールドムンド エイドス18

レコードプレーヤー ノッティンガム社スペース

カートリッジ DENON103R

プリアンプ&パワーアンプ ゴールドムンド社 SR

スピーカー ウィルソンベネッシュ カーブ

6畳程度と広いとは言えないスクエアな空間を相当なご努力をされて昇華させた現代音場表現らを聞かせていただきました。

アコリバのケーブル類も格段の配慮が行き届いておられて、床を適当に這わせている拙宅の改善事項と感じました。
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アコリバの4本のスピーカーケーブルはバイワイヤーのためのもので、次のお宅のオーナーともども、音質向上にはバイワイヤーは不可欠とされました。
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アース処理らも神経が行き届いていました。

スピーカー下が興味深く、コンクリートベタ基礎面からアコースティックリバイブ社のオーディオボードで使われているビーズを敷き詰めて立ち上げ、上部にジュラルミン板が置かれています。
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ジュラルミン表面を叩いても、コツコツいうだけでしっかりダンプされています。

他の床ともこのような1センチ弱の空間でアイソレートされていますので、スピーカーの足を伝わった振動が床に伝わらない工夫です。

これは引き締まったバスドラムの再現らに寄与していたと感じました。

早速、建設中の床でもこのアイデアを採用させていただきます。
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床下はうちの場合、基礎コンクリート−根太−ALC板−床板なので、この部分だけは床板なしのALC板剥き出しになります。

こうするとアコースティックリバイブ石黒社長が準備いただけるクオーツサンダーとヒッコリー材の切断で上手にいけそうです。

赤く手書したサイズは縦95cm、横120cmです。

こちらではAVも楽しまれるため、3管プロジェクターもスクリーンもあります。
スクリーンの反射音の質が悪く、とても気になるとのことで、映画をご覧ならないときにはこのようにシルク布で覆ってしまう工夫も参考になりました。
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壁も問題部分に吸音材を設置されて、オーナーが頭を抱えたという、低域の激しい定在波、フラッターエコー、ブーミングらから逃げたそうです(実際にほとんど耳につきませんでした)。
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決して最高級とは言えない機器で、これだけのトップレベルな現代音響を再現されておられて心底感心しました。

たまたまおかけになったレコードにThe POLICEがありました。
このドラマー、スチュワート・コープランドと全く同じドイツ、SONAR社のスネアドラムやバスドラムを一番長らく使った立場からは、このドラムの音色が正確無比に再現されていて思わず腕を組んだ次第です。

ウィルソンベネッシュのカーブというスピーカーは現在ディスコンで、もっと大きなスピーカーもあるようです。
http://www.stella-inc.com/016wilsonbenesch/index.html

しかし、この6畳空間なら、このカーブが最適最大サイズと思います。
これ以上のを入れたら低域処理からハイエナジー処理に苦労しそうです。

その意味でもオーナーの機器チョイスのセンスにも感心した次第です。

音楽室に導入したい工夫も随所で、アコースティックリバイブ石黒社長にはよい例をご紹介いただいたことに感謝します。

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