大雪です。
噂では早く帰った人は混雑やらで
大変な目にあった人も多かったようですが、
普通に夜中帰還ですと、全然問題なし。
電車もガラガラでした。
個人的には雪に慣れているので、
雪道を革靴で帰るのは何の問題も
ないですが、一気に雪景色というのは
その瞬間だけは気持ちが高揚します。
翌日からはその処理やら、氷結やらの
「大人の心情（心配）」
も増えそうですが、
たまには都会がマヒするというのも、
ちょっとした高揚材料かもしれません。
業務中は、
・ストレッチ
・体重移動の地味練
の時間です。
■I''s（アイズ）
マンガ大好き人間ですが、
恐らく、出版されている全体の1%も
読んだことが無いのが残念なところ。
とはいっても、売れているマンガは
ふと読みたくなります。
実はリアルタイム世代でありながら、
避けてきた作家の一人が
「桂正和」。
メチャクチャに絵が上手いのですが、
男子心鷲掴みのエロいというところが
どうにも気恥ずかしかったのでしょう。
先日、ふと話題が出たので、
電子版で「I''s」を買ってみました。
電子版だと全部で9巻。
２週間ぐらいかけてじっくり読みました。
「これは面白すぎる！」
リアルタイムだったら主人公男子目線で
読んでいたはずですし、それでも
かなり楽しめたと思いますが、
今の年齢では、明確に描かれていない
ヒロイン女子目線も推察できますから、
さらに驚き、感動します。
もう、人物も描写もうますぎる。
ドラマで「逃げるは恥だが役に立つ」という
非常に流行った良作がありましたが、
その10倍上回る、
教科書のような恋愛マンガです。
もちろん、マンガですから、
絶対にありえない設定が多々あります。
当然です。
そして、自分がいつも考える
「名作マンガ」
ならではの特徴があります。
【名作のポイント】
・実は、常に滅私、相手を思いやる主題
・永遠の憧れという存在
・ストーリーの一貫性とストイックさ
・そして、圧倒的な余韻の良さ
・その結果、猛烈に感情移入ができてしまうこと
ドラえもん、タッチ、ヤマトなどの超名作は
実はこういう最も難易度の高いテーマを
しっかりクリアしているのですが、
「I’’ｓ」
はまさにそのクラスだな、と自然にわかります。
いや、
ドラえもんを高校生でやったら
こういう展開しかないでしょ、
ということでしょうね。
もう3回ぐらい、読み直してしまいました。
■身体の使い方��
検定の講評で気になったこと。
「65点と66点以上の違い」。
講評では端的に指摘されていました。
・切り替え時の抜重の有無
「抜重が無い人」が加点されます。
極端に言えば、昔、ニュートラルポジションで
立ち上がるような
「切り替え時にホッと一息」
はダメ。
なぜ、ダメか。
板に乗り続けて、
コントロールしづけることが
このスポーツの本質だから。
昔の抜重は、板のコントロールを一時失い、
実は不安定になってしまうのでしょう。
多分、ウィンタースポーツで
最初にぶつかる最も難しいのが、
「切り替え」。
最近、やっと怖さが抜けてきましたが、
年に数日しか滑っていない10年前までは、
怖くて下がみられませんでしたから、
万人がぶつかる最初の壁が切り替え、
というのは、よくわかります。
恐怖との闘いである
「切り替え時にグチャグチャになる」
というのが、意外とわかって
もらえてないのだろうと思います。
教わる側は、肩とか軸とかそういう
「見えるテクニックを教えてくれ」
という言葉を発しがちなので、
教える側もそういう指導に繋がりがち。
そして、コツは間違った解釈がされてしまい、
点が出ないし、点を出せない。
しかし、自分で考えないと
身体というのは動きません。
結果として、点が出ません。
指導者側はわかっています。
頑張って伝えています。
受験の大きな弊害は
「上手くやった方がいいに決まっているじゃん」
という効率至上主義が染みつきやすいこと。
そうなると、
「本質を理解しないでコツばかり得ようとする。」
教えられる側の問題の方が、
はるかに大きいという話題です。
■身体の使い方��
月曜日はテニスでは感じたことが無い
「インナーマッスル筋肉痛」
に悶絶しながら業務をするのが日課です。
この前、小平奈緒選手の特集を
やっていたので、録画して観ましたが、
驚くべきがそのフォーム。
正面からのシーンや横からの
シーンなどたくさんあったのですが、
スローで見てみると
内エッジから外エッジまで、
非常にスムーズに
力を入れ続けています。
人間の動きからしたら
「非常に不自然」の連続。
例えば、そもそも力が伝わりづらい
内エッジにどうやって力を伝えて、
そのまま外エッジに変えていくのか。
「押せるポイントがどんどん変わる」
という状況に体の使い方を
ドンドンは変化させて伝え続けるわけです。
テニスは
「押せる一点というコツ」
に集中するわけですから、
全く違うスポーツということがわかります。
つまり、スキーもスケートも
テニスよりずっと、
「バランス力と、使っていない筋肉を
使えるようにならないと上手くならない」
ということ。
ちなみに、面白いことに、
スキーの後の満員電車とか、
階段の上り下り、そして、
普段の身のこなし方まで、
実に軽やかです。
ログインしてコメントを確認・投稿する