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2018年01月15日11:17

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「おびしゃが執り行われた」という記事が配信されていた

成田市新妻(にっつま)の諏訪神社で「おびしゃ」が執り行われたという記事が出ていた。>> https://www.city.narita.chiba.jp/content/000021445.pdf

ぐぐると「おびしゃ」は関西地方で盛んにおこなわれ、新年会的な位置づけで『御奉射』、『御歩射』あるいは『御武射』と書き、関西では神社で子供が弓を射る神事があるらしい。翻って、千葉の「おびしゃ」では、神社にこもって注連縄で結界を張り、酒樽を囲んで、地区の戸主が数人ずつ数座に分かれて盃を交わすという。その準備のために「おびしゃ」の前に当番(官主と言う)とハタラキと呼ばれる女性が各戸から儀式に使うもち米を5合ずつ集めてまわる。そして、袴姿の少年が御神酒を注ぐ役を務め、獅子舞が演じられるところもあるようだ。
成田空港を中心に地域の「おびしゃ」をおおまかに説明すると…
空港の西側では子、地元の川でとれた鯉を供えて包丁式のような儀式で調理をする。この川は、電車で成田空港に到着する直前に窓から見える川だ。
空港の東側の「おびしゃ」は神社ではなく、三差路を選んで行われ、獅子舞が演じられるのが特徴だ。
空港の南側では女性だけの「おびしゃ」が行われ、ここでは茶飯を出すのが伝統のようだ。
空港の北側の小泉地区の「おびしゃ」は「酒飲みおびしゃ」とも言われた。過去形なのは2012年を最後に途絶えたからで、空港の騒音被害地区で最後の住民の移転が行われて住民がいなくなってしまったからだ。大きな盃に熱燗のにごり酒が注がれ、はじめに2杯そして盃を交換して飲み交わすという奇祭だ。
「ひげなで三杯、置き八杯」と言われ、途中でひげをなでるともう3杯、飲み干した後に盃を互いに同時の置かずに先に置いてしまったらもう8杯飲まなければならない。どこかの体育会系クラブの新歓コンパみたいだ。

もんがぁの散歩コースの薬師堂でも「おびしゃ」が執り行われ、以前にそのようすがローカルTVで放映されていたことがあった、ここは夜を徹して称名を唱えながら酒を飲むという儀式だったように記憶している。ここも、もう執り行われていないようにみえる。





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