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2018年01月14日22:14

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栃木ついで旅 後編

前回の記事↓
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1964560267&owner_id=1113640&org_id=1964689687

 そして、
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黒磯駅に到着しました。駅の構内には、
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直流と交流の接続や切り換えに関わる、物々しい設備が点在しています。しかしこれらの設備も、いよいよその役目を終えようとしているのです!
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以前はこの辺りに、つけ替えのために様々な種類の電気機関車が常駐していたのですが、もはや1台もいませんよ・・・寂しいものですねえ。
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長いホームも端の方は使われていないので、雑草が伸び放題になっていました。
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ここまで乗ってきたキハ110が、折り返しを待っています。この車両が停まっている事自体が、この駅の大きな変化をよく表していますね。
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改札の横には、こんなものがありました。
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駅の正面より左側には、
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那須御用邸の最寄り駅という事で、皇室専用の待合室と出入口があります。
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東北新幹線が開業した後は、ほとんど使われていないそうですが。

 3駅乗って、
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野崎駅で降りました。ここも島式ホームの片面を柵でふさいで上り専用にしているのですが、
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ちょっと変わった区切り方をしています。
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線路に並行して建っている農業倉庫の横には、まるでホームの様な段差があります。おそらく昔は引き込み線が敷かれていて、貨車を横付けできたのでしょう。
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跨線橋の窓からは、日光の山々が見えます。
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下りホームから上りホームを眺めると、先ほど気になった柵の配置の意味がわかりました。単純に、跨線橋を避けていたというだけの事だったのですねw
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小ぶりな木造駅舎は、差し掛け屋根が良い感じです♪駅前には平家物語で有名な那須与一の像がありますが、きちんと撮影できていませんでした・・・

 次は、
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お隣りの矢板駅へ。かつては貨物列車も発着していた駅でしたが、
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現在は線路の東側がオフレールステーションになっていて、トラックによるコンテナの集配が行われています。
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貨物駅の名残りと思われる側線に、保線車両であるバラストレギュレーターとマルチプルタイタンパーが止まっていました。それらを眺めていると、
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何と検測車であるE491系電車、通称East i-Eもやってきましたよ♪
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駅舎は、いかにも国鉄の標準型らしい木造の建物です。
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駅前にあるビルの屋上には、シャープの大きな看板が掲げられていました。さすが市内にはシャープの工場や、創業者の早川徳次に由来する「早川町」もあるだけの事はありますね!

 さらに4駅進んで、宝積寺駅まで来ました。
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ここで烏山線に乗り換えます、8年ぶりの烏山線です♪
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ホームのイラストにはキハ40が描かれていますが、
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やってきたのは蓄電池駆動電車のEV-E301系、通称ACCUM(アキュム)です!この車両を導入した事によって、烏山線は「非電化路線のままで電化」されましたw この列車は電化されている宇都宮線からの直通列車なので、駅に入ってきた時には画像の通りにパンタグラフを上げて、架線からの電気でモーターを回して走ってきました。しかし、ここから先はパンタグラフをたたんで、蓄電池の電気を使って走るのです。

 という訳で初乗車してみると、
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先ほど宝積寺駅のホームで見たものと同じイラストを使ったステッカーが車内に貼られていました・・・が、よく見るとキハ40が消されていますよ!?
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EVは「Energy storage Vehicle」の略で、愛称の「ACCUM」は蓄電池を意味する「accumulator」から取られたものだそうです。
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車内にはモニターがあって、電気の使用状況などに合わせて表示も変わる様になっています。これは烏山線内を力行している時で、
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回生ブレーキが使われるとこの表示に変化しました。
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中間駅で停車中の間は、こうなります。

 宝積寺駅を出発してから30分くらいで、終点の烏山駅に到着しました。
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ちなみに今回はあまり時間がなかったので、残念ながら途中下車はしていません・・・
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駅には充電用の短い架線が設置されていて、車両はパンタグラフを上げて充電を始めました。
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ホームには、停止位置の目安にされるのであろう表示が貼られています。
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再び車内に戻ってモニターを見ると、やはりまた表示が変わっていました。今回は確認する事ができませんが、架線からの電気で走っている時の表示もあるのでしょうね。
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現在は1面1線の棒線駅ですが、
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2面2線だった頃のホームが残っています。
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線路の終端の先にある施設からは手前側に向かって電線が伸びていて、
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充電用の架線につながっているので、あそこから電気を供給しているのでしょう。
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車体にはロゴなどが描かれています、シンプルなデザインですが未来的な印象も受けますね。
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前回に訪れた時には木造駅舎だったのですが、
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数年前に建て替えられたそうです・・・とても良い佇まいだったので残念ですが、こちらの方がアキュムには似合っている気もします。
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駅舎の横には、腕木式信号機が保存されていました。

 さあ、あとは帰るだけです!
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あくまでも「ついで旅」でしたが、大きく変わった東北本線を、意図せずに良いタイミングで見て乗って回る事ができたと思います♪

栃木ついで旅 完
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