GX750 �供．�イル交換 正しいオイル量は？
正月休み中にオイル交換を済ませようと思いました。
前回は記録によれば
GX750�兇�
2017年8月6日
オイルフィルタと共に交換しました。
この時、一緒に磁石付のドレンボルトに変えています。
今回、鉄粉（スラッジ）がどれ位を付着しているかは
興味あるところです。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1962735329&owner_id=436214
結果は思いのほかスラッジが付着していました。
結構、効果がありそうですね。
精神的にも安心です。
**********************************
では、本論のGX750のオイル交換を行います。
で、そのオイル量ですが
これが、なかなかややこしいのです。
と云うのも、型や資料によって量がマチマチの様なのです。
例を見ていきます。
まずは、国内仕様のGX750�機銑況燭両豺隋�
［１］GX750サービスマニュアル(1J7 �儀拭↓況�)
2-3 エンジン各部の点検・調整
の中の、4.エンジンオイル及びオイルフィルターの交換の章では以下の通り。
�� 2.8 リットル オイルのみ交換時
�� 3.2 リットル オイルフィルター交換時
�� 3.5 リットル エンジンO/H時
オイルレベルは
オイルレベルディップスティックで調べます。
現在のオートバイでは
当たり前のように装備されている
オイル残量を確認する点検窓が
GX750�儀伸況燭砲呂△蠅泙擦鵝�
四輪車同様に、オイルゲージを差し込んで
残量を確認する方式になっています。
これも、GX750の�祁燭砲覆襪肇�ランクケースに点検窓が追加され、
オイルレベルディップスティックは廃止されます。
※追記
ただ、同じ、国内向けサービスマニュアル
3章エンジン整備編 3-5車体への取り付けの項に以下の記述があります。
オイルフィルターの組付け、
エンジンオイルを0.5リットル入れます。
締付トルク3〜3.4kgｍ
しかしですよ、この0.5リットルは、
エンジンオイル量3.2リットルに含まれるのか、含まないのか？！
お次はXS750-2Dの場合。
［２］XS750-2D(1T4 1976) Owners Manual
これはGX750�兇縫�ャストを履かせたような輸出仕様です。
ただ、キャブはGX750�気汎韻�BS34です。
オイルレベルは
オイルレベルディップスティックで調べます。
Oil quantity:
�� 3.1 lit Periodic oil change
�� 3.5 Lit With oil filter replacement
なぜか、同じエンジンでありながら
オイル指定量が異なるのが不思議です。
欧米向けなのでは遠距離連続高速巡航を
考慮し、大目にしたのかもしれません。
［３］XS750(1976-77) Service Manual
輸出仕様サービスマニュアルには以下の記載があります。
Install oil filter.
�↓�
Fill oil filter with 0.5lit engine oil.
The filter must be filled with the specified
amount of oil to prime the oil pump of
an overhauled engine.
そして、エンジンケースの方には
3.0 lit 足すよう書かれています。
それで、合計 3.5 Lit になり、帳尻が合います。
日本語のサービスマニュアルにはこの記述が無く、
オイルフィルタのボルトの意味の謎が氷解しました。
（註：よく見ると書いてありました。済みません1月29日追記。。。）
次は同じXS750なのですが。
［４］XS750 Service manual
Engine Oil Capacity
�� Oil change:2,800cc
�� Oil and filter change:3,200cc
�� Dry:3,500cc
先の資料では3.1 Lit だったのに何故？
これは、国内向け仕様と同じ数値です。
では、最後に、エンジンを825ccに拡大し
オイルクーラーを標準装備した
ヤマハトリプルの最大排気量であるXS850を見てみます。
［５］XS850G Owners Manual
Engine oil
�� Periodic oil change:2.8lit
�� with oil filter replacement:3.1lit
オイルクーラーの容量が増えた分、
エンジンを切ってオイルパンに溜まる油糧は多い筈です。
当然、オイル量の指定が増えると思いきや
むしろ�△�[４]のXS750よりも減っている？！
それと、Oil Filter 組み付け時に
0.5 Lit 足すために使う
フィルタ用のオイル投入口が無くなっています。。。。
先程の注意喚起は何だったのか？
結局、ある程度入っていれば
100ccくらいはどうでもよ良いという事なのかしら。。。。？
********************************************
GX750のエンジンオイルの交換ですが
私の車両はXS850のシリンダに換えて
オイルクーラーが付いていますので
GX750よりも、
XS850のサービスマニュアルに
従うべきだと思っていたのですが
一体どれが妥当なのか悩んでしまいます。
資料によってオイル容量が異なるのではありますが
最終的なエンジンオイル量の確認方法というと
次のやり方で相違なさそうです。
［６］XS850G Owners Manual
Engine oil
1.Oil level measurement
(a).Place the motorcycle on the center stand.
Warm up the engine for several minutes.
(b). With the engine stopped,
check the oil level through the level window located
at the lower part of the right side crankcase cover.
NOTE:
Wait a few minutes until the oil level settles before checking.
なお、XS850Gは、オイルレベルチェックは
GX750�祁唇聞澆汎瑛佑離�イル点検窓で行います。
私のGX750�兇蓮�元々オイル点検窓のないタイプでしたが、
利便性を考慮して
�祁燭痢▲�イル点検窓付のクランクケースカバーに変更しています。
なお、�況燭泙任魯�ックペダルの付け根に鉄製のリングが圧入されて
耐久性を高める構造になっていました。
ところが、�祁燭任歪蟆前飮�のためエンジンのブラック塗装を廃止するなど
各所のコストダウンが致された。と云われていますが、
その一環なのでしょうか、先述の鉄製のリングも省略されてしまっています。
そこで、�祁燭離院璽好�バーに別途、補強リングを圧入してから
移植しています。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1839384092&owner_id=436214
今回は、オイルフィルタの交換は無しで、
オイルのみの交換でした。
センタースタンドを立てて、オイル点検窓で確認した結果、
今回注入したエンジンオイル量は
2.85 Lit でした。
結局のところ、改造してある以上、
サービスマニュアルの数値をその通りにはなりません。
・燃焼して減っていないか？
・水分を吸って乳化していないか？
・汚染により劣化していないか？
のチェックをこまめにするしかありませんし、
それでよいのだと理解しています。
今回は手持ちのシェルAX7 15W-50を使いました。
外気が５℃程度でしたが
オイル缶を逆さまにしても
サラサラではなくトロトロ出てくる感じで
冷えると固くなるのを実感しました。
因みに、XLR80Rのエンジンオイルも
マグネット付ドレンボルトに変えつつ
一緒に交換しておきました。
以上、忘備録。
ログインしてコメントを確認・投稿する