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2017年12月29日02:47

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今日のハナは「もしゃ」

 今日のハナは「古地図」
以前、中区のコミセンの方に頼まれて元図の画像からアドビの
イラストレーターと云うソフトでデジタル化したものです。
ですから本絵は墨一色で色づけは僕が勝手に付けました。
複写の場合は後から色づけは出来ませんが模写は好きな色づけが
出来ます。
今回の「古地図」は模写でも超簡単で時代が進み明治以降は街道が出来、鉄道が引かれ町並みが整ってくると緻密に成り仕事を終えてから取り組み二十日間も徹夜で模写しました。

 今回の古地図は太古の物で決定的な時代は不明です。
発見されたのは愛知県春日井郡玉井之神社で文化十一年神社修復時に発見されたものです。
*愛知県春日井郡玉井之神社は現存して無いようです。
のちに発表された太古図のコピーもありますが、これは今の豊田市猿投神社蔵のものです。
二枚を重ね合わせると違いは当然有りますが地形的には大差無いようです。
こちらの古地図には日付が有り養老元年と書かれています。
西暦では717年。今から約1300年前に書かれたものでコノ
古地図も似たような時代だろうと研究者も書かれてます。

面白いのは
両地図にも愛知県も岐阜県南西部も陸地が無く海か干潟状に画かれ猿投図には帆掛け舟が画かれています。
とは言え西は三重県伊勢國と北は岐阜県美濃國との間には沢山の島が画かれ現在の地名の元と同じ名前が画かれてます。
今の名古屋市内には照らし合わせると縄文時代弥生時代の貝塚も以降の古墳も残されてて全く陸地が無い訳では有りません。
名古屋市熱田区に有る「熱田神宮」の地は半島状に画かれておりロマンを感じます。
愛知県が出来たのは木曽三川の沖積層と各市史町村史に説明されてます。
名古屋市も愛知県も海抜7〜10m位しか有りません。
今の名古屋駅辺りも古老に因れば芦原だったそうで近くには同じ地名が残ってて興味深いところです。

*素人の書いた事で間違いが有ると思いますが御容赦願います。

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