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2017年12月28日23:24

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菅官房長官が訪沖日程を隠匿 官邸が企む“翁長潰し”の手口

 この年の瀬に、どんな“悪巧み”を考えているのか。

 菅官房長官が29日、沖縄を訪問する予定だが、事前に日程が漏れないよう箝口令が敷かれているというのだ。

「沖縄では官房長官の来訪が半ば公然と広報されているので、東京の記者が官邸の担当者に問い合わせたところ、『正式に日程が公表されるまで外部に漏らすな』『勝手に記事にしたら訪沖は中止する』などと厳しく言われたそうです。恐らく年明けの名護市長選に関連する政務で訪沖するのでしょうが、なぜ、極秘扱いにするのか。辺野古移設で敵対する翁長知事を困らせる奇襲を考えているのかもしれません」(キー局政治部記者)

 名護市長選は来年2月4日投開票。名護市では、政府が米軍普天間基地の移設を進める辺野古新基地が建設中だ。現職の稲嶺市長は、辺野古移設反対で沖縄県の翁長知事と歩調を合わせており、名護市長選には来年の知事選の前哨戦という側面もある。翁長知事を敵視する官邸にとって、絶対に負けられない選挙なのだ。

「稲嶺市長が3選出馬を表明し、自民が推す前市議との一騎打ちです。県本部が辺野古反対を掲げている公明党は、前回市長選は自主投票でしたが、官邸からの強い要請があり、今回は自民系の市議を推薦することに決めた。28日には政策協定書に調印するなど、急ピッチで協力体制を整えています。官房長官は29日に名護市を訪れる予定で、新基地周辺の久辺3区(久志、豊原、辺野古)の代表や、ヘリパッドがある高江区長との面談がセットされています」(沖縄県政関係者)

 安倍官邸は、沖縄振興予算の減額で翁長知事に圧力をかけ、その一方で久辺3区長には、沖縄県と名護市をスッ飛ばして補助金を直接交付している。この措置を菅長官が表明したのは、昨年1月の宜野湾市長選の直前だった。

「露骨なアメとムチ」と批判されようが、勝つためには、どんなあくどい手段も使う。バラマキとドーカツで地元企業や組織も締め付け、普天間基地を擁する宜野湾市長に移設容認派を押し込むことに成功した。次は名護市というわけだ。今回は補助金の増額でも伝えるつもりか。

 名護市長選で自民系が勝てば、翁長知事の再選にも黄信号がともる。年明け4日には二階幹事長と塩谷選対委員長も沖縄入りの予定。告示日には小泉進次郎氏が応援に入るという。選挙戦の先陣を切って名護市に入る菅長官が何を企んでいるのか、注視が必要だ。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/220443
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