怖い絵展＠上野の森美術館

神戸・東京で大盛況の怖い絵展へ
行ってきました。

11/4、9時に行った時にはすでに
130分待ちとなっていたため、今回は
7時に行列待機。

この時点で20人待ち。その後7:30には
60〜70人待ちとなり、ここからは時間が
経つにつれてわんさかと行列が伸びて
います。

私は想定通り9時に入館し、観賞して
くることができました。

混雑しすぎて、絵の前で説明を聞く
ことができないかもと噂をきいていた
ので、音声ガイドは借りていませんが、
さらさらと1時間以内で見回ることが
可能でした。

展示内容はネタばれも何もないと
思いますが、7つ位のテーマに分かれて
いて、各々のテーマになぞらえた絵が
紹介されています。

そして、テレビでも紹介された目玉の
絵画｢レディジェーングレイの処刑｣は
ラストにどかーんと飾ってあり、絵画の
隣には登場人物についての紹介や、
ジェーンが処刑された当時のお城の
様子などの説明もありました。

入場人数をコントロールしていた
ためか、絵画の鑑賞は思ったほど
忙しくなくゆったり見ることができ
ました。

絵画の数も80点あり満足。ただ、
予備知識がないと説明文を読む方に
時間がかかってしまい、絵を見る
時間がちょっとみたいな配分になって
しまいます。事前に書籍などを読んで
から臨んだ方がよかったなと思いま
した。

というわけで、ショップで解説本を
購入。


私が気になったのは海の怪物
セイレーンの絵画。

セイレーンは上半身が女性、下半身が
魚で表されるものと鳥として描かれる
ものがあります。

こちらは怪鳥として描かれたもの。
背景は洪水に遭ったニースだと言われて
います。建物の上にはなぜか豚の頭を
もつ怪物が描かれていますが、これは
オデュッセウスの神話で、彼の部下たち
を豚の姿に変えた魔女キルケーの物語を
表しているのかもしれません。

こちらは夢魔の絵。

教科書などにも出てくる有名なもの
ですよね。ただ、書かれた年代や国、
画家によって眠っている者の性別が
女性であったり男性であったりする
場合があります。


唯一の写真撮影OKコーナー

先ほど書いたキルケーの物語の
絵画を再現したものがありました。

やってきたオデュッセウスに対して
ハーブ入りの魔酒を差しだす魔女
キルケーの絵です。足元には酒を飲んで
豚の姿に変えられてしまったオデュッ
セウスの部下たちの姿が描かれてると
言われます。

撮ってみましたがなかなか
うまくいかないものです。


ショップで売っていて気になったもの↓

読めるカレンダーということなの
ですが、予定を書く部分が黒くて
何を書いたのか分からない、という
説明が書かれていました。