虚淵玄 脚本なのでどうでもいいかな〜と思ってたけど、村井さだゆきも
脚本に参加しているじゃないですか。それに先に観てきた会社の同僚が、
シン・ゴジラより面白いかもよ?とかいうので観てきました。
宇宙的には平和だった地球に各種の怪獣がやってきて暴れているところ、
俺らもヒドい目に遭ってるから加勢するぜ!と宇宙人がやってきました。
まーでも、宇宙人のオーバーテクノロジーでもやっぱり対抗できず、
地球は怪獣の住処となってしまったので移民船で亜空間航行して居住可能
な惑星を探そう!って事になったようです。
SF者としては、亜空間航行できるくらいのテクノロジーがあるなら、
パワードスーツとか戦艦の類いは実弾攻撃じゃなくてなんかビームとか
重力子放射線射出装置とか何なら、任意の空間を亜空間に飛ばして相手
を穴ぼこだらけにしちゃうとか期待してましたが、ダメでしたw
あと、今までのSFだと亜空間航行やワープとかってウラシマ効果が
生じないんだけど、なぜか2万年くらいズレちゃったのはどうなのか。
実は亜空間に入る前に光速の90%くらいまで加速するから遅れるとか
そういう考証があるのかなぁ。
それとリフティングボディの揚陸船は船体の気流によって揚力を得てい
るのに底面の対地用バーニアノズルを全部出しっぱなしで飛んでるのが残念。
収納して宇宙から大気圏突入して、地表付近で出すものでしょう。
シン・ゴジラ的には、そんな作戦は認められない!容認できない!とか
お偉いさんが反対しているんだけど、シーンが勝手に進行してすべて実行
されて行ってしまったり。討論、対話にとても難があった。
イケメン宇宙人さんと血気盛んな主人公は、BL的配置なんだろうけど、
名字でなく名前で呼び合って通じ合ってる感だけでそういう感じもナシ。
(俺は、なくても良いんだけどそういうつもりなんでしょ?)
幼なじみのユウコも、なんかこー移民船の老齢者だけ揚陸船に乗せて、
降下させようとしたらなぜか爆発して彼女のおじいちゃんが死んでしま
った件、冒頭で主人公が姥捨山だろ!とか揚陸船に立てこもっていたけど、
特に何か出来たわけじゃ無く拘束されちゃったから、え、えーっとああ、
あれな?爆発物とか無かったし?とか微妙すぎる。
村井さだゆき的なところは降下部隊の戦闘時の様子、主人公と対立して
いた総司令エリオットの意外な熱い最後とかその辺が良かったかな。
まあでも、後半のゴジラとの戦闘シーンは迫力があって楽しめたけど、
森林を探索しているときに原住民みたいなのが居るな?と思ってたら、
最後に親ゴジラ?が荒ぶった後、気絶した主人公を介抱していたのは
原住民の女子だったとかちょっと笑った。
原住民はあんな恐竜ばっかの地球で生きてるんだから、パワードス
ーツより生身で強かったりしそうだけど、さすがにやらないかw
来年5月の次作で美少女二人が歌を歌うとモスラがやってきたりしな
いかなw まあ、メカゴジラを目覚めさせるのは美少女の役目だろうw
という感じで、そんなに悪くなかったので来年公開予定のも観るで
しょう(^^)
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