バンビ監督

今日仕事でなぜか、俺が声優をすることになってん。
 
簡単に説明すると
 
とある仕事関係の店のPVを作成することになり
 
写真や動画でバンビが作成してたんやけど
 
クライアントからの要望でナレーションも入れて欲しいと言われてん。
 
そしてなぜか俺がナレーションをすることになってん。
 
声優コヤチ、初の試み。
 
まぁ何でも出来てしまうねんけどな。
 
そこで俺は１つ条件を出してん。
 
 
 
 
 
コヤチ「声は俺がする。その代わり何を言うか、どの部分で言うかなどは、一切関与せえへん。」
 
 
 
 
 
そりゃあ、そうやろ。
 
自分で考えて自分で作って自分で声入れて。
 
それでダメだしされたらたまらんわ。
 
そこで
 
バンビが脚本と演出と編集の全てをすることになってん。
 
バンビから脚本が送られてきて、バンビ監督の指導のもとで声を入れることになってん。
 
でもな
 
 
 
 
 
バンビ「今のは関西弁になってるからやり直し！」
 
 
 
 
 
なかなか厳しいねん。
 
標準語のイントネーションって難しいよね。
 
TAKE10以上撮らされたわ。
 
しかもバンビはずっと爆笑してやがるねん。
 
いや、おもろいやろうけど。
 
そしてそのあとがもっと地獄。
 
俺は声だけ入れて放置してたんやけど、それをバンビが延々と編集してるねん。
 
編集してるバンビも大変やろうけど
 
 
 
 
 
その横で延々と流れてくる自分の声を聞かされ続けるのもなかなか地獄やで？
 
 
 
 
 
何の罰ゲームやねん。
 
でもな
 
 
 
 
 
バンビ「コヤチさんの声、悪くないですよ？」
 
 
 
 
 
褒められてん。
 
俺の唯一の弱点。
 
褒められたら、何でもしてしまうねん。
 
もう、声優目指そうかな？
 
 
 
 
 
バンビ「これはネットでフリー素材として提供できるわ！」
 
 
 
 
 
それは勘弁してください。