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2017年11月23日14:16

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性的イベントとしてのクリスマスとバレンタインは既に終了した

マスコミや利害関係がある企業が煽っても、性的イベントとしてのクリスマスとバレンタインはもう終わった。若者に無限の性欲がある前提のビジネスはもう古い。

終わってしまった性欲(恋愛)に替わる幸福度を見つけた企業が次の時代の勝ち組になる。生身の性欲ベースのビジネスを続けている企業は、外国人相手に売るしかなくなるはず。

20世紀後半の日本は、恋愛やセックスをレバレッジにすれば、消費者から最大限の購買意欲を引き出せる前提でビジネスモデルが組まれていた。実際それは成功していた。その時代はそれで正しかった。



80年代末から90年代初頭にかけての日本は、世界で最も裕福な国で、アメリカの一等地を全てジャパンマネーで買い占めることが可能と言われていた。つまりアメリカよりもある意味経済大国だった。

経済では頂点に達してしまったので、金は持っていて当たり前で、それをどれだけ豪勢に使って盛り上げられるかが人間の、というか男性の序列を決める要素になっていた。

つまりどれだけモテるかによって男性のヒエラルキーが決定されていた。



しかし時代は変わり、バブル崩壊とリーマンショックにより、20世紀後半の日本を経済大国たらしめていたビジネスモデルは崩壊し、企業の経済活動の上に乗っかっていた自民党政権も下野した。

つまりリーマンショック時点で、20世紀型の日本の価値観や慣行は大半が制度寿命を迎えて終了した。

日本人男性の世界トップレベルの経済力を根拠とした文化・習慣は2009年時点でもう終わっている。

有り余る金を駆使してカワイイ女性からモテること。高い経済力を持った男性にモテること。それらが至上価値だった市場は終了したので、マスコミや利害関係がある企業が煽っても消費者が乗ってこない。



金で性的魅力を買うこと、性的魅力で金を得ることは、20世紀では効果が高かったが、今は価値が大幅に減じた。

性的魅力中心ではなくなったことや、金の力で囲うのを競う傾向が減ったことは、喜ばしいことだと言えるが、内面を磨いて長期的な信頼関係を育むのはとても難しいことで、一朝一夕には成り立たない。

20世紀型の消費文化から脱却するには長い時間がかかるはずで、その過程で20世紀には価値が高かったが今は役に立っていないものは多数終了して行くことになる。性的な意味でのクリスマスもその一つ。

20世紀型の結婚や恋愛が破綻していますという話題は、あと2、3年でほとんど話題にならなくなるはず。既に終わってしまったものを話題にしても空気が冷めるだけで楽しくも儲けにもならないので、誰も言わなくなる。



【超朗報】クリスマスデートに誘われたら…断るのはわずか「1.1%」勇気があればクリぼっち回避できるかも!?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=114&from=diary&id=4871967
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