面白かった。
韓国人ならではの情報とか満載で、
理路整然としていて、説得力が有る感じ。
読み勧めながら、一番感じたのは、
シンシアリーさんが、この本の出版によって、
過激反日組織から狙われはしないかという危惧。
極力、自分の正体は明かさない書き方はしているけど、
歯科医であることや男性であること、
生年など、足の付く恐れの有る内容も有るから、
心配。
ただ、本人もこれは自分の論であると、
ある程度認めてはいるけど、
サイレントマジョリティの意思が
加味されていない気がする。
何だかんだいって、韓国から日本への旅行者数は、
ほとんど減っていないし、
韓国テレビでの日本人の露出は、少なくない。
反日派はかなりの発言力を持っているのだろうけど、
絶対多数ではないように思う。
妻の母や妹も僕を大事にするようにと何度も言ってくれている。
タクシーに乗車を断られた登山家がいるようだが、
僕は韓国でそのような経験をした事がない。
むしろ、歓迎されたり、
日本に留学していたと付かなくていい嘘をついている人もいた。
人の多い場所では確かに、家族と日本語を話していると、
嫌な顔をする人はいたが、
直接危害を加えられたことはない。
韓国語の聞き取りは有る程度できるので、
悪口を言われていたらすぐに分かるが、
むしろ何処に行っても歓迎された。
日本語の講師を臨時で一週間だけしたことが有るが、
そこの生徒が、韓国での居宅に遊びに来てくれたこともあった。
慰安婦問題や竹島問題に関しては、
たぶん意図して質問してこなかったのだろうと思われる。
問題は、反日派の数よりも、声の大きさだろうと思われる。
それに対して何しろサイレントマジョリティは、
その名の通り、声を出さないから…。
いずれにしても、資料として、この本は面白い。
ログインしてコメントを確認・投稿する