■モズカッチャンが優勝＝３歳馬、４年ぶり栄冠−競馬エリザベス女王杯
(時事通信社 - 11月12日 16:00)
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私が競馬を始めた頃における中央競馬の平地Ｇ�気蓮▲�ラシック５、古馬王道路線５、エリザベス女王杯、マイル２、スプリント１、３歳（今は２歳）２の１６競走だった。それが、９６年の番組大改悪からどんどん増殖し、今ではダート２、牝馬限定２、３歳限定１、スプリント１、２歳１、古馬１が加わり、２４競走にまでなった。
こうなると起きてくるのがＧ�気硫礎佑猟祺次０柄阿任△譴弌■猫気鮴�した牡馬はとりあえず種牡馬になったものだが、近年は乗馬になるようなケースも多くなっている。Ｇ�汽譟璽垢呂修侶貪�を残すべき馬を選ぶためのものであるはずだが、現在の中央競馬ではそれが機能しているとは言い難い状態になっている。
この日記でも何度も書いているが、かつての顕彰馬（殿堂入り）の要件には「Ｇ�毅款 廚箸いκ薫狼い�あった。それは、Ｇ�汽譟璽垢鮠，弔海箸梁臺僂気箸いΔ里�あったからだ。オグリキャップの頃のＧ�義菽ダ錣郎�振り返っても熱かったことが分かる。Ｇ�毅款，�オグリキャップ、Ｇ�毅馨，�タマモクロス・イナリワン・スーパークリーク、Ｇ�毅仮，�ヤエノムテキ・サッカーボーイというラインナップで、８８〜９０年の中央競馬でしのぎを削ってきたのだ。
今日のエリザベス女王杯は秋華賞馬３頭、エリザベス女王杯馬１頭のＧ�鞠錬監�に加え、Ｇ�気琶�勝歴のある馬も多く、レベルの高い一戦と言われた。
しかし、１・２着はＧ�鞠呂任覆ぅ皀坤�ッチャンとクロコスミアだった。レースは生き物だから、このようなことになるのも理解できる一方で、「果たして今の中央競馬のＧ�汽譟璽垢鵬礎佑呂△襪里�」というのを考えざるを得ない。現実とは違う話だが、理想を掲げるなら、「中央競馬のＧ�気篭�い馬が勝つ」というのでなければいけないはずである。それがグレード制導入前の「八大競走」と呼ばれた時代からの歴史のはずだ。この八大競走には宝塚記念が含まれていない。当時はこの呼称にそれくらいの価値があったのだ。
ちなみに、８８〜９０年の古馬王道Ｇ�汽譟璽垢鮴�した馬（延べ１５頭）を挙げると、タマモクロス（３）・オグリキャップ（２）・イナリワン（３）・スーパークリーク（２）・オサイチジョージ（１）・ヤエノムテキ（１）・外国馬３頭しかいない。メジロアルダンが結局Ｇ�気魍佑譴覆�ったのも、これらの馬の壁が厚かったからだ。これを書くと、キタサンブラックの古馬王道Ｇ�毅犠，箸いΔ里鬚匹Σ鮗瓩垢襪�という話になるが、今の時代は世界に羽ばたかなければいけないはずである。
来週はマイルＣＳだが、驚くのが４歳馬の登録がエアスピネルだけという点。一番充実するはずの４歳馬が１頭しかいないというのはどんなものだろう。これでは、「強い馬が勝つ」ではなく、「勝った馬が強い」という話になってしまう。似たようなニュアンスだが、後者の典型例がサトノダイヤモンドと思えば、その意味合いの違いを理解できるはずだ。
今の日本競馬には似非の「強い馬」ばかりいるようにしか見えない。一体どうなっているのだろうか。
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