アニメやゲームや漫画や映画等で影響受けて犯罪を起こすならばその数は
もっと多くの人がやってないとおかしい。
通称ポケモンショックの様に、見ている人間の大半に影響を与えてこそでして
その話を説としてするに足る物証となりえますし、そうでなければちゃんと調査して
結果を出さないといけない。
ところが調査しました！って鼻息荒く記事にしたのが何かであって（赤旗だったか？）
ゲームや漫画をみてやってみたいと思ったかのイエス、ノーのアンケートだったのだが
そりゃあ何をと定義してみなければわからない。
それこそ頭文字Dみたいな漫画を思い浮かべるかもしれないし、釣りのゲームの可能性も
あるかもしれないし、タッチの様なアニメかもしれない。
そういうちゃんとした調査ではないものを提示してアニメの真似をしたがる子がー！
とか言い出すのもどうかと言う状態で相変わらずアニメがー！漫画がー！ゲームがー！
と騒ぐのだけれどもそれは実は、自分達は健常であると思いたいが為のスケープゴート
なんていう話もあるのだな。
人間は、自分が普段はやらないあるいは目にしない事態や事件、犯人を知った場合
まず自分達とは異質の存在で特別だと考えたがるものなのだそうな。
それは集団で生きる生物ですから、その集団を壊す存在が集団から発生したら
集団の存続に関わる。
集団が破滅するための因子を持ってると考えると、非常に恐ろしい訳でだからこそ
過去には悪魔だの魔女だのを設定してまで集団のルールや自分達の正当性を示す
なんて事までしてたくらい。
そして、その正義をもって集団を統率してるはずの宗教的指導者が魔女裁判なんてのを
起こしてしまい、大量の女性を虐殺したって話になるんだけれどね。
ところがこの女性を大量に虐殺した、と言う話だけが一人歩きしてる所為で忘れられてるのが
実は男性も魔女として処分された人が結構いる、と言う話。
それを異端者として、処分したという風に摩り替えられている部分もあるのだけれども、
男性でも「魔女」なのだな。
ただし、なぜ特定の条件を満たした者が女だけかと言うと、もちろん金持ち女の
財産狙いの他に、まるで今の童貞を拗らせた人のような考えで魔女弾劾の本を
書いた教会の偉い人や権威ある学者（宗教の為の研究家）がおった訳ですよ。
性交を不浄とする時代もあたりしましたから、純潔＝童貞を護るのは尊い事だった
なんて反面、性欲は生物の真理。
それをしないで拗らせたかのような女性憎悪は物凄いもんだったんですね。
これは権威あるいは権力階級が大衆を煽動した結果です。
つまり、娯楽を禁止していた支配者階級が庶民に与えた娯楽が魔女狩りと魔女裁判
なんて事になるんですね。
実際、火あぶりだのの処刑にはお弁当もって見物にくる様な事も多々あったとか。
勿論、これに対して文明がまだ劣っていた時代だからだ、時代が進めばアニメや
漫画といった大衆文化が影響を与えるはずだ！
なんて言い分も無い訳ではないと思います。
じゃあ、アニメや漫画やゲームなどができる以前はそういう猟奇事件はなかったのか？
っていうと無い訳ないじゃないですか！
と言う事になるんですよね。
例えば手塚治虫もネタにした「ペーター・キュルテン（クルテンとも）」なんてのは
アニメや漫画という大衆芸能、芸術、文化が出る以前の人。
娯楽も小説が主体だし、演劇もみなが見るのは大衆演劇の時代ですね。
なのに以下のページを参照していただくとお判りかと思いますがなんてエロゲー状態。
ペーター・キュルテン
http://www5b.biglobe.ne.jp/madison/murder/text/kurten.html
西洋では当にならないと言う人のためには大体こちら。
岡山少女串刺し事件
http://www5b.biglobe.ne.jp/madison/murder/text_japan/kushizashi.html
もはやタイトルだけでエロゲーか猟奇エロビデオ状態ですけれどもこれは
大正の時代ですね。
大正デカダンスって言われてたんだから、同じ様なものと言う人もいるかと思うので
その場合はこちらをどうぞ。
高橋お伝
http://www5b.biglobe.ne.jp/madison/murder/text_japan/oden.html
と、まあこんな感じで猟奇な殺人事件等は時代や趣味、娯楽の変遷の影響を受けず
寡聞ながらもあるわけですよ。
当然ですけれども、それらに対して社会の体制が、と言う反論だってござんしょう。
じゃあ、これなんかどうでしょう？
アンドレイ・チカティロ
http://www5b.biglobe.ne.jp/madison/murder/text/chikatilo.html
引用
かつて共産圏は「連続殺人は資本主義社会特有の現象」と宣伝していた。だから、グラスノスチによってアンドレイ・チカティロの存在が西側に報道された時は誰もが呆れた。
「なんだよ。いるじゃんかよ」
しかも、５２人も殺し、食べていたのだ。法廷では檻の中に入れられて、まるで「実在したレクター博士」である。しかし、彼はレクターとは異なり、凶暴ではない。檻に入れられていたのは、被害者の遺族から彼を守るためなのである。
共産主義や社会主義の国では、資本主義と違って人が自分勝手な自由を
無責任に行使しない理想の社会なんてのたまってた人を知らないわけじゃない
と言う世代の私からすりゃあ、この共産圏でも結構あちこちでこの手の猟奇な
殺人事件があったり、食人事件があったりてなものを知るに至るわけですよ。
これだってソ連には西側陣営のような娯楽は存在してなかったので同じ様な
猟奇的殺人犯人が生まれる事は、漫画が影響をとか小説が影響をとか映画が
なんて当時も言われていたのですから、当然ですがそれらの影響以外がある
と言う事になるんですよね。
それは結局、娯楽が影響を与える訳ではないって事実だけが残ったといえるのに
今も必死でアニメがゲームが、漫画が、小説が、映画がと騒ぐ始末。
そのくせ、まいどとんでもない犯人が出る推理ドラマシリーズは無視っていうね。
これらの矛盾が発生する事を考えないでの娯楽物原因説ってのは詰る所は、
自分達は異質ではない、自分達が異質だと思うものが犯罪原因だという逃げの心理が
働いているだけなんですね。
たとえば、バスジャック事件で憶えているであろうネオ麦茶事件。
これは必死でネットが２ちゃんが、ネットの闇がと言ってましたがその反面、
必死でテレビ局は売れるネタのためにネットをあさってたんですね。
ネットは悪意の巣窟といいながら、電車男をやる、ですとかねｗ
まあ、他にも今もネットやゲームからネタ引っ張ってるとかありますし
ドラマの原作が大体漫画やアニメになってる時代です。
ドラマも悪影響与えてるとならないのが不思議でしょう？
でもそれは自分達は見ているから大丈夫と言うだけの話です。
単に安心したいだけだからドラマに免罪符与えたようなもんなんですね。
嘗てはロックを聴いたら不良になるとか言ってビートルズまで禁止する
なんてのが学校だの大人だのの間でありました。
バイクにのったら暴走族になるとか言って禁止させてた時代もありました。
それらが結局は大人が未知のモノに対して恐怖を抱いたものの、
解決策も原因も調べない（調べることをしない）または調べた人の結果を
怖いから見ない、信じないっていう悪循環が日本のみならず世界中の
人の間で行われているから、と言う事になるんですね。
だから、事実として調べるならばその犯人は必ずしも異常な風体をしてない。
その犯罪を行う人は、必ずしも異常なモノばかり好んでいない。
などと言った事を理解したうえである一定の条件でそういう異常者がでる、
と言う事を理解しないと駄目なのですね。
アニメ好きや漫画好き、映画でもホラー映画を好む、ゲームをやっている
等々の理由をつくり、偏見を植え付けて差別を生むような事をし続けていれば
本当に猟奇犯罪をしている人を見失います。
必ずしも、その様な趣味をもっているとは限らないですからね。
アニメ見てるからホラー好きだからってので犯罪予備軍として問題を起こさない人を
見張るリソースを全体を見るリソースに変える事ができなければ犯罪は減らないし
なくならないでしょうね、と。
そんな事例。
実際、アニメやオタ系を憎悪するあまり、とんでもない捏造をした過去が
マスコミにはありますからねえ。
ええ、大谷昭宏さんですけれどねｗ
奈良女児誘拐殺人事件における、マスコミのオタクバッシングまとめサイト
http://www.geocities.jp/houdou_higai/
この場合の、報道被害とは
「ＴＶにてデタラメなプロファイリングを行い、特定の趣味（フィギュア、アニメ、ゲーム等）を持つ人々を犯罪者扱いし、いわれ無き偏見を広めた事」
「犯人逮捕後、真相が明らかになったにも関わらず、事件とは無関係だった上記の趣味を持つ人々を未だに犯罪者扱いし続け、現在もいわれ無き偏見を広め続けている事」
「明らかに虚偽、捏造した情報を常習的に流している事」
といった悪質な報道行為を指します。
当ＨＰはこのような虚偽・偏見・差別報道に強く抗議すると共に、これを行う一部ジャーナリスト、ＴＶ局の報道姿勢に強い疑問を投げかけます。
この点で考えると、左翼系ほど自分達が嫌いなもの、自分達の趣味でないものを
排除する、多様性否定だなｗ
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