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2017年11月07日00:33

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まとめてあれこれの3日間、の巻

 11月4日、土曜日。

 マンガ『きのう何食べた?』13巻(講談社:刊、よしながふみ:著)を読了。あ、ホントだ。ジルベールが妙ちきりんな服を着ていない!!(笑) 読了後、すぐさま、近所の主婦友さんに「ほれ、最新巻♪」として貸し出した。

 こじらせる手前で踏ん張っている風邪だが、ちょいと長びいているのが気になる。

 夕刻、映画【『やさしくなあに〜奈緒ちゃんと家族の35年』&伊勢真一監督特集】の宣伝に回る。大阪での上映開始まで、もう日にちが無い。上映中も宣伝活動を行うが、チラシの残部も僅少となった。さすがに、もう増刷できない。単色でもお金がかかる。ボランティアである上、懐に余裕なんて無い。余裕があればなあ、と思う。合計で650部をお預かりして、単色で1,500部を個人増刷。合計2,150部。その内、手持ち分として50部をストックとして残す。これから持参する約束をしている分を含めると、2,000部近くは既に配付を終えた。ふぅっ、っと一息。

 夜、帰宅しようとしたら、梅田で声を掛けられた。「ほにゃ?」と思い、相手の顔を見ると、以前に2度会ったことのある人だった。一度すれ違ったらしく、「あ!?」と思って引き返してきたらしい。「よくわかったなあー……」と驚く。3年振り、か。ちょっとだけ立ち話……、のつもりが、なかなか帰してくれない。突っぱねると泣く子なので往生する。終電近くで強引に振り切った。風邪、悪化した……(苦笑)

 食欲があまりなく、バナナ2本のみ。

 11月5日、日曜日。

 伊勢真一監督へのインタビューをまとめる日として空けていたが、検温すると39度超え。悪寒もする。汗をかいたら楽なのだけれど、発汗しないのでタチが悪い。早く治れ。

 『ある私小説書きの日乗』(角川文庫:刊、西村賢太:著)を、ようやっと読了。内容は日記である。西村賢太は買淫後、<喜多方ラーメンの大盛り(夏は冷やし喜多方ラーメン)>を必ず食べるようだ(笑) まあ、特に面白いというものではないが、途中で飽きはしなかった。

 それにしても、読み始めてから読み終えるまで何日経つことか。読書力の低下は、ちょいと悩みの種だ。

 未だに(フィクション物の)長編小説はスラスラと読めない状態が続いているので、積ん読状態の本がどんどんと貯まっていく。なんとかしたいなあ。ま、そのお陰で、池波正太郎のエッセイや杉浦日向子の漫画に出逢うことができたのだから悪いことばかりではないのだけれど。

 といった中、買ったまま放置していた『火花』(文春文庫:刊、又吉直樹:著)に手をつけた。最後に収録されている【芥川賞受賞記念エッセイ『芥川龍之介への手紙』】を先ず読んだ。又吉直樹って、文章を綴るのが上手いねえ。続けて表題作のサワリを少し読んでみて確信した。うん、上手い。長編といっても、中編程度のページ数だし、これなら読めそうな気がする。後日、読もう。

 夕刻、チラシ持参のアポイントメントを取っていた店舗や施設を回る。

 帰宅後、少し食欲が出てきたので『玉子雑炊』を拵え、あと『湯豆腐』。「歯応えのあるものも欲しいなあ」となり、キュウリ1本を斜め切り。ストトトトトトン、っと。これに叩いた梅干しを添えた。酸っぱ美味しい。

 早めに寝た。


 11月6日、月曜日。高熱、続く。

 昼過ぎにようやく落ち着いて起き出した。
 
 食欲は出てきた。なので、『豚ひき肉と春雨の炒め物』をチャチャっとこしらえた。細く切ったピーマン、ニンジン、シイタケ入り。これにタマネギとエノキのスープ。体を温めたいのでおろし生姜をきかせましょう。これにツボ漬けと白ご飯。

 食べ終えて、「あー、ちょっと落ち着いたぁ」と少しだけ安堵。

 とはいえ、ここで調子に乗ると、ぶり返す可能性が高い。それはなんとしても避けたい。そのため、スーパーとコンビニに足を運んだ以外は家に居り、安静に。映画情報をアレコレと調べながらおとなしく過ごした。シネ・ヌーヴォで鑑賞予定だった『月はどっちに出ている』は取り止めることにした。2度、スクリーンで観ているから、まあ。

 と安静に過ごしつつ、3日前に新世界東映さんからラインナップチラシ2種が50枚ずつ送られてきたので、「これは、個人で友人・知人に配布するよりも、どこかの劇場さんで展開していただく方が効果的やろうなあ」と思い、「なら、バーターで劇場双方の月間スケジュールチラシを展開していただくように繋いでみよう」と考えた。思いついたなら、即座に動けば良い。動いた。御快諾いただいた。どちらの劇場にとっても有益に作用するはずである。

 と、その中で嬉しい連絡あり。【『やさしくなあに〜奈緒ちゃんと家族の35年』&伊勢真一監督特集】の、その特集枠で上映される『風のかたち-小児がんと仲間たちの10年-』は日本カトリック映画賞受賞作である。それを知った時に、「教会でのチラシ展開をお願いしたいなあ」と思ったのだが、生憎、僕はカトリック信者でない上、宗教そのものに関する知識に乏しい。となると、思いつきだけで動くと失礼なことをしてしまうかもしれない。教会といっても、東方正教会とか色々あるんでしょう? 「トーホーといえば、東宝ならちょっとは知ってる。あとは当方ぐらいしか知らん……」という僕である。そのため、マイミクさんに相談をして、色々と御教示いただいていた。大阪の大司教区というのがあるらしく、先ず、少し前に、そちらに御願いをしてみたのだ。結果、この日、「上映開始日も差し迫っていることですし、上映劇場の近くの大きな教会を御紹介します。私の名前を出して下さい。話は通してありますから」とのことで、大阪カトリック梅田教会を御紹介下さった。あらかじめストックしておいた100部は無事に行き場を確保♪ 残りは50部程度。手持ち分として、上映期間中に持ち歩き、随時、手配りとする。 

 映画宣伝って、数作は経験があるけれど、その際もフリーでやっていたし、今回、ブランクもあるし。だから、はっきり申して素人だ。ただまあ、出来ることはしようと。コツコツと。自分から志願したわけだし。出来ることしか出来ないけれど、出来ることの幅を広げながら、少しでも伊勢真一監督への恩返しが出来ればイイなあ、と。伊勢さんの作品と、あと、伊勢さんが総合プロデューサーであった【ヒューマンドキュメンタリー映画祭≪阿倍野≫】と出逢えたことは僕にとって凄く大きいことだから。【ヒューマンドキュメンタリー映画祭≪阿倍野≫】は今年6月に、その歴史に幕を降ろした。何度も足を運んで、多くのドキュメンタリストとの出逢いもあった。それなのに、今年、僕は、その最後に立ち会えなかった。そのことを僕は悔やんでいた。と、そんな折、今夏に、【『やさしくなあに〜奈緒ちゃんと家族の35年』&伊勢真一監督特集】の開催決定の報。「この機会は逃してはいけない!」と思った。伊勢監督への恩返しは僕の夢の一つだ。僕にとって、しなくてはいけないことだ。

 が、僕は元々、引っ込み思案である。人見知りでもあるし。緊張しぃだし……、などとして、既に<何もしない理由=言い訳>をしている自己の存在に気付いた。

 と、ここでパッと思い浮かんだのが、2014年のヒューマンドキュメンタリー映画祭≪阿倍野≫にて、全監督にサインをいただいた寄せ書きのことである。特に、『珈琲とエンピツ』、『架け橋 きこえなかった3.11』、『スタートライン』の今村彩子監督がサインの横に添えて下さった一言が強く僕の背中を押してくれた。


 【夢は叶えるもの】

 
 なので手を挙げた。

 と、その中で、多くの人の御協力をいただいている。ありがたいことだなあ、としみじみ思う。

 上映期間中も出来ることはしよう。まだ終わってない。というより、本番はこれからだ。

 未見作もあるので、観客として劇場に通うつもりでもいる。12日の舞台挨拶にも足を運びたいし。

 はよ風邪、治そ。

 あー♪ 今日はシネ・ヌーヴォでデレク・ジャーマンの『Blue』の上映最終日だ。これは観たい!!! スクリーンで観られる機会、そうそう無い!!!

 楽しみだー。

 以上である。


<添付画像使用許諾:(C)いせフィルム>
 
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