昨日は栃木県内の南部の小山市に行って来ました。
ネットでの知り合い(ヤマセミさん)から、
小山市で画家の田中一村を撮った写真の展覧会があると教えて頂いたので、
見てみようかと思いました。
田中一村は、栃木市に生まれ、東京美術学校に入りますが中退し、
その後は画壇と関わらずに独自の絵を描き続けました。
奄美大島の自然を愛し、1958年に渡ってからは、
その植物や鳥を鋭い観察と画力で力強くも繊細な花鳥画に描きました。
どのような写真かと楽しみにしていました。
田中の晩年の写真でしたが、奄美大島の家や生活の様子などが分かりました。
小山まで電車で行くか、車にするか迷いました。
車で1時間、電車で30分位ですが、家からだとほぼ同じです。
写真展の場所が、駅のすぐそばなので、電車にしましたが、もう1つの目的がありました。
小山駅の立ち食いそばが美味しいとの話を、以前聞いた事があったからです。
しかも、先週金曜日のNHKのドラマ「この声を君に」の中で、
立ち食いの天ぷら蕎麦についての文章を杉本哲太さんが朗読するシーンがあり、
その朗読が素晴らしく、無性に食べたくなったこともありました。
ほとんどテレビドラマは見ないのですが、
この時間帯だけは、ドキュメント72時間の前なのでよく見ています。
写真展の後、早めにホームに行って、立ち食いの天ぷら蕎麦を食べました。
噂通り、立ち食いの蕎麦としては、中々美味しいと思いました。
天ぷらも美味しくて、次第に崩れていくのを味わいながら朗読を思い出していました。
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