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2017年11月06日16:24

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ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(A fond)




フランス製コメディ「真夜中のパリでヒャッハー!」シリーズのニコラ・ブナム監督が、夏休みのバカンスでドライブ旅行に出かけた一家が、車内で繰り広げる騒動を描いた。整形外科医の父トム、妊娠中の母ジュリア、不思議少女な9歳の娘リゾン、活発な7歳の息子ノエのコックス一家は、祖父と一緒にトマ自慢の新車で夏休みのバカンスへ出かける。しかし、最新機能を満載したはずのトム自慢の新車はブレーキが故障しており、制御不能に。高速道路を時速160キロで暴走し、無能な警察官や能天気なカーディーラー、そして後部座席に潜んでいたある人物らを巻き込み、一家を乗せた車内はパニックに陥る。プロデューサーに、アカデミー賞を受賞した「アーティスト」のトマ・ラングマンら。(映画.comより)







「ヒャッハー!」シリーズは未鑑賞なんです。どちらかが田舎にも降りてきていたんですけどね。この映画も、時期をずらして降りてきてました。縁あって鑑賞しましたが、アホだ〜アホすぎる(笑)!おフランスにも、こんな「アホ映画」の分野が廃れずにあるのですねぇ。

すべて自動運転の車が制御が効かなくなって暴走する・・・そう聞いてたんですが、どうにも映画を見ていると、単に「美しい女性の声」のアドヴァイスがあるだけで、そんなに高度な車でもなさそうなのが肩透かしです。新車のはずなのに、一定の速度で走る機能だけ保持して、後はな〜んにもできなくなります。ブレーキも早々に壊れるし。こんな恐ろしい車に、臨月の奥さんは乗ってるし(そんなおなかで旅行する?って言うくらい大きい)、常識はずれのおじいちゃん(パパのパパ)はいろんなことやらかしてくれるし、現実にはあり得ないほどの無茶さなので、却って笑っていられますが。

このおじいちゃん、いけませんね〜。特に女性に関しては、いくらラヴの国おフランスでも、いけません。ネタバレになるので詳しいことは書けませんが、かなり迷惑。(女性に関してではないけど)一つだけ言わせて貰うと、出かける寸前にトイレをまるごしのトイレットペーパー(とタオル)で詰まらせたまま、なかったことにして出かけてしまうなんて。しかも、これが序章。女好きなだけではないのです。いくら親でも、やっていいこととダメなこと(それはもう、犯罪だ)があると思うので、私なら縁を切るかもです。一癖も二癖もあるような、他の登場人物がかすんで見えます(笑)。

しかしながら、それだけキョーレツなキャラを仕込みながら、どこかゆるい。それは単に、フランスと日本の感じ方の違いだけかもしれないけれど。

本国ではヒットしたのかなぁ。おもしろいんだけど、日本人の感性と違うかもです。


 
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