高官人事が、共和党内の派閥バランスを考慮しているので、No.2の国務長官にはブッシュ派のテイラーソンが入っている。
派閥力学で決めた人事はやはり機能していないので、トランプの地固めが進むにつれ、高官の交代が進んでいる。
マスコミ、議会、党内に反トランプ勢力が多い現状、本当に信じられるのは身内だけなので、イバンカのポジションはとても重要になる。
イバンカが無能ならば、トランプの依怙贔屓人事ということになって大問題になるが、マスコミや民主党支持者やブッシュ派にとっては残念なことに、イバンカはとても優秀。父親より優秀なのではないかと思えるぐらい。
しばしば暴言失言でやらかすマッチョな父親を、健気に支える優秀な孝行娘という構図がアメリカの保守層の家族観にマッチすることも、トランプ当選の要因の一つになっている。
日本のマスコミとネット住民は反トランプなので、当然娘のイバンカも叩くわけだが、今回のイバンカ・安倍面談を念入りに落としておかないといけない理由はもう一つある。
イバンカは日本は訪問したが韓国は訪問しない。トランプ自身も訪韓の日程は短い。つまりトランプ政権は明確に韓国は後回しにしている。
もしくは北との軍事衝突がリアルに有り得るので、前線に近い韓国は避けている。
トランプ政権の陰のNo.2と言っても良いイバンカにスルーされた韓国としては、イバンカなんか大したことないと価値を下げておかないと恥をかくことになるので、イバンカは贔屓で出世しただけ、安倍はトランプのポチだから補佐官でしかないイバンカにおべっかを使っているとしておく必要がある。
■首相がイバンカ氏と夕食会 非閣僚級、異例のおもてなし
(朝日新聞デジタル - 11月03日 22:34)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4843971
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