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2017年11月03日14:18

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言論の自由を放棄した産経新聞

男女格差ランキングだけでなく、報道の自由度ランキングも日本は低い。で、それに噛みついたのが産経新聞なのだが、その記事のタイトルがこれ。

産経ニュース:日本を貶める日本人をあぶりだせ 10月19日
http://www.sankei.com/column/news/171019/clm1710190003-n1.html

何のためにあぶりだすのか。産経新聞はこれまで、日本を批判する者を口汚く罵り、攻撃してきた。それを踏まえれば、この見出しが、日本を批判する者たちの排撃を企図していることは明らかだ。つまり産経新聞は、日本を批判する者を排撃するために、あぶりだせと言っているのだ。

日本を批判する者の排撃を読者に呼びかけ、日本批判を許さない「空気」を日本国内に醸成する。そうすれば、「空気」を読んだ日本人の口から日本批判は出てこなくなる。産経新聞はおそらく、それを狙っているのだろう。

この記事では、暴力で自由な言論を封殺するマルタを「恐ろしい国」と評しているが、産経新聞にしてみれば、暴力ではなく「空気」で自由な言論を封殺するのは一向に構わないのだろう。いやむしろ、「空気」によって自由な言論が封殺された状態こそが、「美しい国」日本のあるべき姿だ、といったところか。

報道の自由をめぐる記事に、特定の言論の排撃を呼びかけるこのような見出しを付けた産経新聞は、報道機関として超えてはならない一線を越えてしまったように思う。



■議員の妊娠が物議を醸す日本、「政治参加」の男女格差は114位で過去最低 ネットでは「人権後進国」との皮肉
(キャリコネ - 11月03日 10:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=4843154
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