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2017年10月29日08:51

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VS断透斬

【TRPG感想】
先日は水無月さんがGMの魔獣戦線(注1)でした。

ずっとメンバー登録はしている魔獣戦線の開催スケジュールがうまく合わず、半年ぶりぐらいの参加になってしまいました。
もっと参加したいんだけどなー。

結果論ですがぎりぎりハードな戦いができて楽しかったです。
……いやでも、まじで本当に今回はやばかったですよ?(笑)

◆キャラクター紹介
■名前(PL名):ユウカ(ラルセト)
性別/年齢/種族:女/0歳(外見小学校高学年)/闇のもの
クラス:悪魔
ゲーム的特徴:
キャラシーはこちら。
http://majyusen.web.fc2.com/char/kight/RM15.htm#29

かつてラルセトさんの操っていた竜人PC流山悠香が、その能力をイベントやらでごにょごにょやった結果生まれたPC。
人でもなく竜でもなく竜人でもない何か。
能力的には、物体転移を得意とする。

ロール的特徴:
ロリババア(笑)。
小学生の形で、上から目線で「なのじゃ」口調。
これをロリババアと言わずして何と呼ぶ。

生まれて時間が浅いので、純真無垢な正論を掲げている。
PLさん曰く、段々変わっていくかもしれない、とのこと。
年月を経てPCが変化していく魔獣戦線の醍醐味の一つである。

その他:
ベテランラルセトさんです。
イベントも積極的に開催していて魔獣戦線の中核メンバーです。
ロールプレイもトス上げがうまく、遊んでいてとても楽しい方なので、また是非ご一緒したいですね。

■名前(PL名):鏡月秋一(キョウゲツ・シュウイチ)(講師)
性別/年齢/種族:男/17/人間
クラス:正義
ゲーム的特徴:
キャラシーはこちら。
http://majyusen.web.fc2.com/char/kight/RM08.htm#24

喋る魔剣「シェーラ」を持つ少年。
シェーラは様々な能力を持つが、空間操作能力や空間内の物体を操る能力に長けている。
今回はそれで様々な便利なことをやってくれました。
やはり弱点がわからないときに汎用性の高い能力は羨ましいですねー。

ロール的特徴:
リア充(笑)。
登場フェイズでは剣といちゃつき、退場フェイズでは彼女といちゃつく。
ただPC本人は人間の感情あんまりわからない子なので、宝の持ち腐れというか……。
瞳的には「もっと熱くなれよ!」と言いたくなるタイプです(笑)。

その他:
こちらもベテラン講師さんです。
参加歴自体は長いですが、途中お休みとかされていたんだったかな?
フィロスも人のこと言えませんが(苦笑)。
面白いPCなので、これからも独自色突っ走ってほしいです。

■名前(PL名):羽遠瞳(ウオン・ヒトミ)(フィロス)
性別/年齢/種族:男/34/犬妖怪まじりの人間
クラス:戦車
ゲーム的特徴:
キャラシーはこちら。
http://majyusen.web.fc2.com/char/hk/hk020.htm

超高速戦闘術の使い手だけど、今回はあんまり活躍しなかったかなー(苦笑)。
あ、でも弱点1つアドバイスしたのはフィロスでしたよ!
……瞳は何もしてませんが。

ロール的特徴:
若気の至りの青年から、だんだんおっさんになってきました。
今回も若い二人が一緒なのでちょっと説教っぽいことをしてみたり、敵の理不尽な話に閉口してみたり。
瞳は「あえてロジックを通さない」「矛盾を持つ」というキーワードでロールしているので、こういう無茶なことを考えないでできるのが楽しいですね。

その他:
フィロスのPCです。
久々の登場ですが、使い慣れたPCはやはり馴染みますねー。
他のゲームでもこれぐらいPCがなじむように使い込んでいけるといいんですが、さすがに10年は無理かな(笑)。

◆粗筋
魔獣戦線のセッションログは以下のログビューワーでも見られるので、ぜひともそちらもご覧ください。
ここでは印象に残ったものを抜粋していく感じでご紹介。

https://irclog.kazagakure.net/channels/stage/2017/10/28

■登場
秋一君は愛刀のシェーラと夢の中でこれまでの戦いの反省会。
そこでデコチューされたりいちゃいちゃ(笑)。

瞳は例によって遭遇戦。
カボチャ頭半透明幽霊みたいのに捕まって「その名もパンプキンZ!!!」とか名乗られてドン引き。
自分のヒーロー名を隠したのに言い当てられるという恥ずかしい展開も。
この辺り阿吽の呼吸のようで本当に楽しかったです。

しかし、(PLにとって)楽しい会話も長く続かず、殺戮を開始する魔獣。
止めようとして返り討ちにある瞳。

そこにユウカちゃんは颯爽と救出に来てくれました。
演出的にちょっとほおっておかれたのは見なかったことにしよう(笑)。

■邂逅
血の臭いを感じて笑うシリアルキラーっぽい秋一君。
初対面で年上のおじさんに上から目線なユウカちゃん。
そして、「知り合いに似てる」「ちっちぇえな」などと天然ナンパ、天然セクハラ発言の瞳。
……この3人で大丈夫か。
大丈夫、大体騎士なんてこんなもんです(笑)。

■調査
ユウカちゃんが魔獣と遭遇して生き残った大学生をびびらせたり、
秋一君が魔獣本体のクラスメイトと交流したりしながら情報を集めます。

魔獣の邪力は「飛び回る小さい鎌」と「攻撃しても透過してしまう肉体」の2つ。

秋一君がクラスメイトから「透過する肉体」の弱点を発見。
しかし「飛び回る鎌」の弱点がふわっとしたまま戦闘フェイズになってしまいます。

■集合
1つわかれば後は当たって砕けろ、というユウカちゃんと秋一君に瞳が軽くお説教。
こういうの一度やってみたかったんですよね(笑)。
ユウカちゃんに「お前が一番不安だ」と論破されてぐぬぬとなるところまでセット。

■戦闘
今回の肝はやはり戦闘でしょう。
弱点1つははっきりわかり、もう1つが曖昧な状態で挑む戦闘。
今までの経験からすると、大体判定数回で弱点がわかって勝てるイメージの状態です。
……まあ、ここまで前振りした通り、そううまくはいきませんでした。

まずダイス目がPC側は軒並み4〜6に集中。
そしてGM側は9を連発!

元々魔獣戦線はPC側が17〜18+2D6。
GM側が20+2D6に、弱点を突かれると-8とかされる感じです。
今回の場合は「17+2D6 VS 12+2D6」。
普通に考えればPC側が圧倒的有利なのですが、2回もダイス目で有利を覆される始末。
減った数値だけを見てGMが「このままエネルギー切れで魔獣負けるかも」と言いますが、
PLサイドは「いやいやいや、いつダイスがひっくり返るかわからん!」とたまったものではありません。

悩んでログ読んで、なんとかぎりぎり弱点らしきものを発見して秋一君が判定し、それがヒット!
しかしまたうまい水無月さんは、その時点では弱点を公開しません。

次の手番は瞳です。
弱点2つ封印できれば楽勝ですが、フィロスは嫌〜な予感がしてました。
この流れは……裏技の気配です(苦笑)。

色々と考えた末にまあいっかと振ったダイスはまたも5(苦笑)。
ちなみにフィロスはこの日振ったダイスは4回なのですが、5→5→3→5です。
当然全部2D6ですよ(苦笑)。

案の定裏技炸裂!
ただ「考えた末」と言ったのは伊達じゃありません。
この時点でどう転んでもほぼ勝てる流れは組めていたので、裏技が出てくれたのは安心でした。
むしろ最悪のパターンは裏技ではなく封印できなかった場合。
直前の動作とほぼ同じことをしたつもりでしたが、たまにそれでも漏れますからねー。

GMのダイスは7で、ちょうど体力が0になりました。
開始前はかなりクズな魔獣でしたが、最後はちょっとはサワヤカになったんではないでしょうか?

■退場
ユウカちゃんは壊れた街を訪れ、忘れられる人々に思いをはせる。

秋一君は彼女といちゃいちゃ。

瞳は倒した魔獣のことを思い出し、救われる方法はなかったのかなーなんて独り言。

じり貧で恐怖感はありましたが、終わってみれば体力を普通レベルに残した勝利でした。

◆反省と考察
ロール:3点
ゲーム:4点
ストーリー:3点
ボーナス:4点

ロールはまあ普通、か。
でも魔獣戦線にしてはPC同士の絡みができたので個人的には評価したい。+0.5点ってところ。
ゲームは、今回水無月さんの名采配というか手加減というか(苦笑)。
かなり助けられたなぁ。
絶妙なゲームバランスの演出に+1点。
ストーリーも、いつもの瞳の熱い展開ってわけじゃないけど、なんていうか、本当にクズな魔獣で。
水無月さんって本当に色んなNPC演じ分けるよなぁと素直に感嘆してしまったので+0.5点。
ボーナスは、端数合わせて+1点!

○良かった点
・水無月さんの絶妙なゲームバランス
・判定の勘は鈍ってないようだ。

○悪かった点
・今のフィロスにとって魔獣戦線って日中に遊んだ方が面白いんじゃ……。

個別解説。

・水無月さんの絶妙なゲームバランス
今回、始まる前から「中堅以上PL3人に、戦闘型PC3人かー。調査難航しそうだなぁ」と思っていた。
終わってから言うなという話だが(苦笑)。
案の定調査は難航したが、弱点が1つわかっていたのでそんなに重い気分ではなかった。
だが、判定を数回繰り返し、GM側の平均値9に対してPC側平均値が5という状況。
このダイス目のままなら押し勝てるが、いつひっくり返ってもおかしくないじり貧感を覚えた。
そんなとき、偶然にももう一つの弱点がはまったわけで。

まあ、その後の瞳の最後の攻撃は裏技絶対来ると思っていましたよ(笑)。
ただ計算した結果、瞳が倒れても勝つ確率は十分残ると分かっていたので、心に余裕をもって裏技を受け入れられました。

こちらの計算がきちんと成り立つというのは水無月さんがとても丁寧にマスタリングをされている証明だと思うので、いつもお世話になってます。

・判定の勘は鈍ってないようだ。
フィロスは元々理系ですが、夜も更けてくると計算は結構間違えます。
むしろ間違えてる方が多いぐらいじゃ(苦笑)。
ただ「弱点1つ見つけてれば、戦闘は五分」とか「残り判定数回の詰めの感覚」みたいなものは、長年の経験から培われたものなのだなあと。
最後の判定1回は手計算できるんだけどね、それより前は変数が多すぎて計算してらんない(苦笑)。

やはりゲーム勘というのは繰り返して身についてくるわけなので、これからも続けていきたいですね。

・今のフィロスにとって魔獣戦線って日中に遊んだ方が面白いんじゃ……。
魔獣戦線の運営の根幹に関わる提言、といったら大袈裟か(笑)。
昔は、土曜の夜開催ってのは「土日の日中両方遊べるぜやっほー」という感覚で参加していた。
ただ、魔獣戦線を初めてからもう13年経つんである。
歳をとったり、休みの日でも大事なことをしないといけない日があったりすると徹夜はきつい(苦笑)。
……大人になるって嫌だなー(笑)。
ゲームを遊ぶためには徹夜ぐらいでは崩れない体力が必要になるのか……。




という感じで久々の魔獣戦線でした。
ちょっと眠たい頭で一気に感想書いたので、色々と粗が目立つ気がしますが……まあいいか!
今年はできてあと1回かな?
魔獣戦線はやはりセッションしないと物語に絡めないので、もっと参加していきたいですね!

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