mixiユーザー(id:272223)

2017年10月21日01:36

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さきほど観てきた1本

『アトミック・ブロンド』

シャーリーズ・セロン主演のスパイ・アクション映画の佳作。

ベルリンの壁崩壊の裏側で、こんなことがあったんだよ、というちょいと伝奇小説みたいな内容。

最初は物語にちょいとっつきづらい部分もなきにしもあらずだが、主演のセロン姐さんの魅力が、思わず鼻血出そうになるくらい濃厚だ。
(でも、ファースト・ショットで彼女の全裸(背中からだけど)が映し出されるんだけど、ちょと肉付きに欠けるかな・・・)

特に後半に展開される1ショット長回し(微妙にカットを入れてるんだと思うけど)のアクションシーンの壮絶なことよ。

思わず口ポカ〜〜〜ンとなってしまうこと請け合いである。

ソフィア・ブテラとのラヴ・シーンもまたいいアクセントになっているし、個人的に好きなジョン・グッドマンも出番は多くないけど存在感ありありだ。

物語のオチも納得いくもので、うまくまとまっていたと思う。


スコア担当はタイラー・ベイツ。
いわゆる打ち込み系のスコアで、グルーヴ感があるけれど、メロディ的なものはほとんど感じられない。
躍動感をとるか、ドラマティックな面をとるかで、こういうアクション映画のスコアは大きく変わってくると思う。

また、80年代のロック、特にドイツ系のものがドドドンと流れてきて、洋楽好きな向きにはピンとくるんだろうけど、個人的にはこういう音楽構成は先の『ベイビー・ドライバー』同様苦手な領域である。

それでも、オープニングに流れるのは、懐かしやデイヴィッド・ボウイによる『キャット・ピープル』の主題歌。
あのナンバーを聴くと、砂漠のクロヒョウを思い浮かべてしまうが、今回の作品にもじつに馴染んでいたのが面白かったね。
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