ゲバラの意志を継いだ男・フレディ

今日はユナイテッドシネマとしまえんで「エルネスト　もう一人のゲバラ」を観てきました。

監督：阪本順治

配役（役名）：オダギリジョー（フレディ前村ウルタード）、永山絢斗（森記者）、ホワン・ミゲル・バレロ・アコスタ（チェ・ゲバラ）、ロベルト・エスピノーサ・セバスコ（フィデル・カストロ）、ルイス・マヌエル・アルバレス・チャルチャバル（グスタボ）他。

１９５９年７月、来日していたキューバ使節団の中に、革命戦士チェ・ゲバラの姿がありました。
広島の原爆資料館見学と慰霊を熱望したゲバラは行動予定を勝手に変更して、使節団を率いて広島を訪れ、慰霊碑の不思議な文章「過ちは繰り返しませんから」の文章に主語がないことを指摘し、これほどの被害を受けながら米国を恨まない日本人を不思議に思います。

それから３年後、ボリビアから日系人青年のフレディがキューバのハバナ大学医学部に留学生としてやってきます。
医学の勉強を始めて、いくらも経たないうちキューバ危機が訪れ、フレディは民兵に志願します。
やがて危機は去り、フレディは復学しますが、下馬せと言葉を交わしたことがきっかけで、フレディは一旦帰国し、母国で医療活動に従事し、その後キューバの革命軍に身を投じ、訓練場でゲバラに再会、ゲバラから「エルネスト・メディコ」の名を授かり、その身を戦場にさらします。

１９６７年に戦場でとらわれ、ゲバラより２か月ほど先に２５歳で処刑されたそうですが、このような日系人の人物がいたことを初めて知りました。

公式サイトＵＲＬ
http://www.ernesto.jp