■チョウザメ生まれの色は赤ですから、ガーネットの中でも赤い種類がこの月の石とされます。
その色から、ガーネットはカーネリアン同様ハート
(心、心臓)と血液に関係します。
古い時代には、粉末にしたガーネットで湿布すると心臓への刺激剤になるとされました。
ライオンの形に彫刻したガーネットを持っていると、石が危険
を知らせ、成功と名誉を約束すると信じられました。
ガーネットを
銃に込めて打つと敵の心臓
を貫くとも、ガーネットには性的なエネルギーのバランスを整えるパワーがあるともいいます。
■ローマ時代、英雄の像を彫る時は、きまって胸にガーネットを彫り込むのでした。
ペルシャ人はガーネットを
帝王の石と呼び、この石にシャー(皇帝)の肖像を彫りました。
アメリカ大陸の住人達もガーネットを貴重な石、儀式の石として扱いました。
■現在、ガーネットは宝石
としてだけでなく工業的にも使用されています。
時計
の石にはガーネットをよく使います。粒状のガーネットは紙やすりの原料です。
また研磨剤として、グラインダー製造の際、他の原料に混入して使ったりもします。
続くモンミ
ログインしてコメントを確認・投稿する