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2017年10月17日23:12

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「岩手の塔」の思い出

 去る8月24日、夫と私は、岩手県二戸市にある「六弁ロクブの梅」がご縁となった、造園業
「豊香園」の奥様を糸満の平和祈念公園にある「岩手の塔」へと案内しました。 

 全中バスケット大会に出場するお孫さんの応援の為の初来沖でしたが、この機に 是非とも
三代目藤村益治郎さんが関わった「岩手の塔」を慰霊したいとのご意向を伺ったからでした。

摩文仁の丘へは残暑の中 忘れかけていた長い坂を三人で登り、塔の前ではお酒とお花、
それに僅かばかりの果物もそえて、亡くなった多くの尊い御霊に手を合わせた私達

 伺えば、豊香園さんは昭和七年盛岡裁判所火災のおり、今では城下町盛岡の春の名所
となっている「石割り桜」の守り人のご一家。(現在六代目)
 三代目益治郎さんは実に豪快な人で、同じ同郷の(世界的にも有名な)新渡戸稲造博士と
は15歳の時に出会い薫陶を受け 、以来68年後、後に、稲造終焉の地となったカナダヴィク
トリア市のロイヤルジュビリー病院に稲造の石碑を建立された功績のある庭師さんでした。

無事慰霊を済ませ 下りかけた道の途中でどなたかの“虹が見えてますよ〜”の声。
眺めると松林の海に向こうに、綺麗な虹がかかっていたのも 今では何よりの思い出です。

                             
                         メモあれから二か月近く 遅まきのご報告ですあせあせ
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